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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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カテゴリ:英語でレシピを読む!( 91 )



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garnish/ガーニッシュ。
ずばり、“飾り” “付け合わせ”、日本風に言うと、“つま”のこと。

フランス料理に明るい方なら
garniture/ガルニチュール
という言葉をご存知かと思います。
この英語が、garnish/ガーニッシュというわけです。

このガーニッシュ、
カクテル、パフェやゼリーのデザートに添えるハーブやカットした果物を指すこともあるし、
肉料理に添える野菜などを意味することもあります。

例をみてみましょう。

(肉料理などの)付け合わせ(garnish)
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※肉料理などに添える野菜の場合は、レシピにはっきりとGarnishとして分類して記されることもあります(ソースとかドレッシングとかが分類して記載されるように)。


このgarnish、“飾る”という動詞としても使います。

飾り用のマラスキーノ・チェリー(maraschino cherry, to garnish)
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以下、上級者編。
garnishはwithを伴います。なので、
○○で飾るときは、
→ garnish with ○○
△△を○○で飾るときは、
→ garnish △△ with ○○
となります。こんな感じで。

オレンジ・ツイストで飾る(garnish with an orange twist)
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カクテルをフランベしたオレンジピールで飾る(garnish the cocktail with the flamed orange peel)
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ところで私、このgarnishのgarは“飾り”という意味を持っているのでは?と思っていまして。
庭、庭園はgardenでしょ、花輪、花飾りはgarlandでしょ。
ということは、garの“飾り”には、自然のもの(花などの植物)で、という前提もあるのかなぁ。
実際、ガーニッシュは野菜や果物、ハーブを“飾る”場合に使われるし。
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というわけで、
garnish → 飾り、付け合わせ、飾る
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 54:ゼスト~ → http://ricorice.exblog.jp/26085868/
○英語でレシピを読む! ~工程 08:皮をむく~ → http://ricorice.exblog.jp/24016973/
○英語でレシピを読む! ~単位 37:散らす~ → http://ricorice.exblog.jp/25609410/
○英語でレシピを読む! ~単位 38:ふりまく/まき散らす~ → http://ricorice.exblog.jp/25639011/
○英語でレシピを読む! ~単位 16:ドロップ~ → http://ricorice.exblog.jp/25518638/




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by ricoricex | 2017-11-15 00:00 | 英語でレシピを読む!

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当連載の前回の記事“英語でレシピを読む! ~工程55:ドリズル~”でお伝えしたこと。
ドリズル”は“したたらせる/たらす/かける”という意味であること。

ただし、ここで注意が必要で、“ドリズル”には“霧雨/小雨”を表す言葉でもあるように、
あくまで“広く広がる少量の液体”がその対象となります。
なので、見た目が“霧雨/小雨”となる場合も、その作業としてたっぷりの液体を用いる場合は“pour”を使うと、ご紹介しました。

そんなわけで、今回は
pour
をとりあげます。

読み方は“ポァ”。
“注ぐ”“かける”という意味です。
pourは比較的知られている言葉かな、という印象だったので、
気がつけば今まで取り上げていなかったんですね。。。

pourという言葉、レシピでは、こんな感じで登場します。

ドレッシングをかける(pour the dressing)
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ココナッツオイルを注ぎ加える(pour in the coconut milk)
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※inがある場合、生地などを作っている途中で、何かを加える、といったニュアンスです。

クリームをミキシングボウルに注ぎ入れる(pour the cream into a mixing bowl)
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このpour、erを伴うと、pourerとなり、“注ぎ口”という意味を持ちます。
“ポアラー”というとわかりやすいかもしれません。
ワインやオリーブオイルのビンの口につけて、注ぎやすくするもの、
あれこそ、まさに“ポアラー”です。

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ワイン・ポアラーにはステンレスやプラスチックなど、バシッとはめて使う、いかにもな注ぎ口もありますが、
くるっと丸めて使う、円形シートタイプもあり、これが便利!
かさばらないのも◎です。
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ところで、このpourという言葉、drizzle/ドリズル同様、雨を表現する言葉としても使われます。
勘のいい方はおわかりかと思いますが、
pourは“雨が激しく降る” “大雨”“どしゃ降り”という意味も持ちます。

なので、
drizzle/ドリズル → 小雨/霧雨
pour/ポァ → 大雨/霧雨
と対にして覚えるといいかもしれませんね。


というわけで、
pour → 注ぐ/かける
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 55:ドリズル~ → http://ricorice.exblog.jp/26094437/
○英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~ → http://ricorice.exblog.jp/26068692/
○英語でレシピを読む! ~単位 16:ドロップ~ → http://ricorice.exblog.jp/25518638/
○英語でレシピを読む! ~単位 14:ダッシュ~ → http://ricorice.exblog.jp/25347251/
○英語でレシピを読む! ~単位 15:スプラッシュ~ → http://ricorice.exblog.jp/25422376/




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by ricoricex | 2017-11-07 00:00 | 英語でレシピを読む!

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この言葉の存在を知ったのは、イギリスの定番菓子のひとつ、
レモン・ドリズル・ケーキで。

ドリズルって何だ?
“したたらせる”とか、“たらす”とか、“かける”とかの意味で、
そう、ゆる〜い液状のアイシングが、ケーキの表面にかかっているのです。

へええ〜、そうなんだ〜。

で、その後、イギリスの料理本やフードマガジンなどをバンバン見るようになり、
ドリズルって言葉、よく出てくるな〜、ってことに気づきました。
こんな感じで。

オリーヴオイルを少量たらす(drizzle a little olive oil)
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ヴィネグレットをかける(drizzle over the vinaigrette)
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※ヴィネグレット(ソース)はフレンチドレッシングのこと。drizzleにoverを伴うことで全体に回しかけるイメージです。


ドリズルは、名詞としても使います。
ただ、日本語で“したたり”とか、“たらし”とか、“かけ”とかにしちゃうと、
ヘンテコな印象になるので、ドリズルってそのまま言う方がスムーズかな〜。
名詞の場合は、こんな風にレシピに登場します。

ドリズルを作る(make the drizzle)
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オイルをひとたらし(a drizzle of oil)
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ところで、このドリズル、雨の種類を指す言葉でもあり、それは
“霧雨”“小雨”のこと。
動詞として、“霧雨がふる”もドリズルで表現できます。
rainが、a loy of rain(たくさんの雨)、it’s raining(雨が降っている)
と、名詞と動詞、両方で使うのと一緒ですね。

で、これをふまえて、と。
“霧雨”“小雨”の意味も持つ、ってことは、
レシピに登場するドリズル、“たっぷり注ぐ”とはならないわけです
“たっぷり注ぐ”を表現したい場合はpourを使います。

レモン・ドリズル・ケーキの場合、
言葉として使われてるのは“ドリズル”で、見た目はしたたっている様子ですが、
実際の工程としては、そう見せるために、たっぷりのアイシング(ドリズル)をかけます。
なので、こういった表現になるんですよね〜。

ドリズルを回しかける(pour over the drizzle)
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でもって、ドリズルが使えるのは“液体”であること。
ハーブの葉など“固体”を散らす場合は、スプリンクル/sprinkleを使います。
( → http://ricorice.exblog.jp/25609410/


というわけで、
drizzle → したたらせる/たらす/かける
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○<イギリス菓子・レシピ> レモン・ドリズル・ケーキ【Lemon Drizzle Cakes】 → http://ricorice.exblog.jp/9901846/
○英語でレシピを読む! ~単位 37:散らす~ → http://ricorice.exblog.jp/25609410/
○英語でレシピを読む! ~単位 38:ふりまく/まき散らす~ → http://ricorice.exblog.jp/25639011/
○英語でレシピを読む! ~単位 16:ドロップ~ → http://ricorice.exblog.jp/25518638/
○英語でレシピを読む! ~単位 14:ダッシュ~ → http://ricorice.exblog.jp/25347251/
○英語でレシピを読む! ~単位 15:スプラッシュ~ → http://ricorice.exblog.jp/25422376/




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by ricoricex | 2017-10-25 00:00 | 英語でレシピを読む!

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これ、日本語でどう訳せばいいんだろう?
zest/ゼスト

(柑橘類の表面の皮を)おろす、こそげとる、
といったところで、その大きさを比較すると、

おろす < ゼスト < こそげとる

になるか、と。

私がイギリスのクッカリースクールに在籍し、ようやく
ゼストの意味するところを理解し、
同時に、それをするための道具、ゼスター/zester(zest + ものを表すer)
を目の当たりにしました。

こんなハンディで便利なものがあったのか!
とすぐさま買い求め、今でも頻繁に使っています。
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イギリスのレシピ本にはzestという言葉、よく出てきます。
前回の記事“英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~
で綴ったように、意外に思われるかもしれませんが、
料理にしろ菓子にしろ、レモンをよく使います。

レモンは “英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~”で紹介したように、
搾って、酢のように酸味を加えるものとして、
また、皮をおろしたものを風味づけに使います。

この後者がゼスト。
ゼストも、レモン汁ほどではないけれど、比較的頻繁に登場します。

レモンの皮をおろす(zest your lemon)
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レモンの皮をおろしながらふりかける(zest over your lemon)
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※zestにoverを伴うことで、レモンの皮をおそりながら全体に回しかけるイメージです。


多くのほかの単語同様、ゼストは名詞として、柑橘類の皮をおろしたものとして使われることも。
その例がこちら。

レモンの皮をおろしたもの(lemon zest)
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おろしたものをゼストと呼ぶこともあれば、その前の状態、
つまり、レモンやオレンジなどの柑橘類の表面、外果皮そのものをゼストと呼ぶこともあります。
なので、こんな表現も。

レモンとオレンジの皮をおろす(grate your orange and lemon zest)
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ここでは“おろす”を表現するのに、グレイト/grateが使われています。

ここで、前述の大きさの比較に思い出してください。

おろす < ゼスト < こそげとる

なので、グレイトの場合は、細かくおろす、ゼストの場合は粗くおろす、
になるかと。


ここで、ひとつ留意点を。
ゼストは柑橘類に対して。
なので、チーズをおろしたりショウガをおろしたりするときに、ゼストが使われることはありません。


私、イギリスからゼストするための道具、ゼスターを買って帰るまで、
グレイターを使っていました。
するとねぇ、グレイターの目につまるんですよ、皮が。
これがイライラの元で、洗うのにひと手間かかるのが不満でねぇ。

なので、グレイターよりも粗くなったとはいえ、
ゼスターを使うと、扱いも洗うのもラクラクで、私のストレスがぐっと軽減され、
万歳!なわけです。


というわけで、
zest → 柑橘類の皮をおろす、おろしたもの、柑橘類の外果皮
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~ → http://ricorice.exblog.jp/26068692/
○英語でレシピを読む! ~工程 07:おろす~ → http://ricorice.exblog.jp/23992734/
○英語でレシピを読む! ~工程 08:皮をむく~ → http://ricorice.exblog.jp/24016973/
○英語でレシピを読む! ~工程 13:種をとる~ → http://ricorice.exblog.jp/24243641/
○英語でレシピを読む! ~工程 14:芯をとる~ → http://ricorice.exblog.jp/24276162/




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by ricoricex | 2017-10-17 00:00 | 英語でレシピを読む!

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イギリスでクッカリースクールに在籍したとき、
へえええ〜っ!と、それまで想像しておらず気がついたことに、
レモンをよく使うなぁ、ということがあります。

料理でも菓子でも、本当によく使う。
酢の代わりに使うと言っても過言ではなく、
たとえばサラダの基本ドレッシング、ヴィネグレットソース(フレンチドレッシング)。
酢、じゃなくって、レモンを使うんだな。
ほかにも魚を扱うときの消臭の役割として、
搾って食べるために添えて提供したりして、使われます。


ということは、レモン汁を搾る、という工程は頻繁に登場するわけで、
この“搾る”を意味する言葉、英語では
squeeze/スクィーズ。

レシピでは、こんな感じで使われます。

ジュースを搾る(squeeze the juice)
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レモン汁を搾りかける(squeeze over the lemon juice)
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※squeezeにoverを伴うことで全体に搾り汁を回しかけるイメージです。


squeezeは名詞“搾り汁”を表す言葉として使われることもあります。
その例がこちら。

レモンの搾り汁(a squeeze of lemon juice)
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※このとき、“ひと搾り”というべきか、aを伴います。

レモンを搾るとき、素手でそのまま、ということもあるでしょうが、
道具を使う方が一般的かな、と思います。
レモンだけでなく、オレンジやライムなど柑橘類全般で利用するものの、
レモンを使うことが圧倒的に多いので、
“squeeze”に、そのためのモノを意味づけるための“r”(本来はerですが、eが重なるので省略)をつけて“sqeezer”、
lemon sqeezer/レモン・スクィーザー
“レモン搾り”がその道具です。

このレモン・スクィーザー、
中心に突起のついた皿のようもの(半分に切ったレモンを切った面を突起に当てて、圧搾して汁を搾る。搾り汁は皿が受け皿となって集められる)、
挟むタイプのポテトマッシャーのように、間に挟んで圧搾してジュースを搾るもの、
などがあります。

私が使っているのは、突起のようものに取っ手が付いたタイプ
(→ http://ricorice.exblog.jp/19330003/
ところがこれ、“lemon sqeezer/レモン・スクィーザー”よりも、
lemon reamer/レモン・リーマー
と呼ばれることの方が多いような。。。
実際にイギリスのキッチン道具店でもレモン・リーマーとして扱っていたし。
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この違い、squeezeが上から抑えて圧搾するのに対し、
reamには穴をあけるという意味もあることから、穴をあけ、その結果として、搾る、ということなのかな、
と私は捉えています。

事実、レモン・リーマーは押さえつけて搾る、のではなく、
レモンのカット面の真ん中にレモン・リーマーの突起部分を押し当てながら、
穴をあける感覚でジュースを搾るからかなぁ、と。
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というわけで、
squeeze → 搾る
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○買ったもの ~キッチン用品 04~ → http://ricorice.exblog.jp/19330003/
○英語でレシピを読む! ~道具 08:串~ → http://ricorice.exblog.jp/26053833/
○英語でレシピを読む! ~工程 07:おろす~ → http://ricorice.exblog.jp/23992734/
○英語でレシピを読む! ~工程 08:皮をむく~ → http://ricorice.exblog.jp/24016973/




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by ricoricex | 2017-10-05 00:00 | 英語でレシピを読む!

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skewer
読み方は “スキューア”。これ、英語で串のこと。
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えっ、イギリスで串って使うの? レシピに出てくるの?って思うかもしれませんが、
意外や意外、頻度としてはそうそう高くはないけれど、やっぱり登場するのです。

まずは、わかりやすいところで、まんま“串”として。
こんな感じで使われます。

1本1本の串に(on each skewer)
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おもしろいところでは、日本語で“串”と言うときに、
見た目そのままの“串”そのものを指すときもあれば、
料理のカテゴリーとしての“串”を意味する場合もあるように、
英語でもskewer は、“串料理”を表す言葉としても用いられます。例えば、

独創的な串料理(inventive skewers)
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レードル/ladleなどの言葉の例に漏れず、skewerもまた、
名詞だけでなく、動詞としても、
“串に刺す”という意味でこうも使われます。

豚肉を串に刺す(skewer a piece of pork)
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実は私が最初にskewerと出合ったのは、串焼き用ではなく、チェックするための“串”として。
どういうことかっていうと、
肉のローストだったり、ミートローフだったり、(ホール)ケーキだったり、
要は大きなものを焼いたときに中まで火が通っているかどうかを確認するときに、
串を刺してみる、って作業が発生するんです。
肉汁が透き通っていれば、生地がくっついてこなければOKなわけです。
その例をひとつ。

ケーキの中心に串を挿す(insert a skewer into the centre of the cake)
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※イギリス英語ではcenterをcentreと綴ります。
ただし、昨今のグローバル状況をふまえて、あらかじめアメリカ英語のcentreとすることもあり。


というわけで、
skewer → 串(名詞)/串に刺す(動詞)
と覚えてくださいね。

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○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → http://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~道具 02:ウィスク~ → http://ricorice.exblog.jp/23604607/
○英語でレシピを読む! ~道具 03:フライパン~ → http://ricorice.exblog.jp/24051577/
○英語でレシピを読む! ~道具 04:ふた~ → http://ricorice.exblog.jp/25169646/
○英語でレシピを読む! ~道具 05:刷毛~ → http://ricorice.exblog.jp/25996211/
○英語でレシピを読む! ~道具 06:おたま/レードル~ → http://ricorice.exblog.jp/26024011/
○英語でレシピを読む! ~道具 07:麺棒~ → http://ricorice.exblog.jp/26038867/




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by ricoricex | 2017-09-25 00:00 | 英語でレシピを読む!

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stickじゃないんだ〜、と言われて、はっとしました。
rolling pin/ローリング・ピン
これ、英語で麺棒のことです。
棒状のものですから、ついstickと思いがちですが、
pinで表現するんですね。

そして、rollingとはroll + ingで、どんなpin/棒かを表すための言葉。
rollは転がるという意味ですから、
rolling pin → 転がる棒 → 麺棒
となります。

これまで、何の疑問も抱かず、こういうもんだ、と思っていましたが、
言われて、確かにそうだな、と。
麺棒、なんて道具は、レシピに、とりわけパイやタルト生地を作るときに頻繁に出てくる、ごく基本的な道具にして、ごく初歩的な言葉。
今まで見過ごしていたなんて、これは盲点でした!
伝えてくれた方、ありがとう!

例を出すまでもないような気はしますが、一応挙げておきますね。

麺棒を使う(use a rolling pin)
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小麦粉をまぶした麺棒(a rolling pin with flour)
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日本の麺棒は、木製でシンプルな細長い円柱のものが一般的で、
私が愛用しているのもこのタイプ。
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イギリスなどヨーロッパにいくと事情が異なり、両端に取っ手がついて、転がす部分の円柱は太いものが主流。
素材も木だけでなく、プラスティックや大理石などさまざまです。


ところで、私はず〜〜〜っと違和感があり、自分で表現するときは麺棒ではなく、のべ棒もしくはのし棒と呼んでいます。
というのも、麺棒と言うからには麺をのばすための道具。
実際そういう使い方もしますが、私、麺をのばしたこと、ほとんどありません。
先にも記したように、パイやタルト、ビスケットやパンなどの生地をのばすときに使っています。
なので、のべ棒、もしくはのし棒だと、違和感がないんですよね〜。
この感覚、私だけ、かな?


それはともかく、というわけで、
rolling pin → 麺棒
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


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○英語でレシピを読む! ~道具 02:ウィスク~ → http://ricorice.exblog.jp/23604607/
○英語でレシピを読む! ~道具 03:フライパン~ → http://ricorice.exblog.jp/24051577/
○英語でレシピを読む! ~道具 04:ふた~ → http://ricorice.exblog.jp/25169646/
○英語でレシピを読む! ~道具 05:刷毛~ → http://ricorice.exblog.jp/25996211/
○英語でレシピを読む! ~道具 06:おたま/レードル~ → http://ricorice.exblog.jp/26024011/




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by ricoricex | 2017-09-15 00:00 | 英語でレシピを読む!

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今ってどっちで呼ぶんですかね。
おたま? レードル?
嗚呼、わからない!

今回取り上げる言葉は、
ladle/レードル
そう、おたま/レードルです。
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このレードル、もちろん道具を表す名詞として使われます。こんな風に。
おたま/レードルを使って(using a ladle)
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これから派生し、fulをつけてladlefulで“おたま/レードルいっぱい”という表現も。
hand + ful = handful(手いっぱい → ひとにぎり
と同じ発想ですね。

で、こんな感じで使われます。
調理した水をおたま/レードルいっぱい(a ladleful of the cooking water)
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この“ladle”という言葉、“バター/butter”や“ブラッシュ/brush”同様、動詞としても使われます。
意味は“おたま/レードルですくう”。

例としては、こんな感じ。
スープを(おたま/レードルで)すくう(ladle the soup)
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というわけで、
ladle → おたま/レードル(名詞)/おたま/レードルですくう(動詞)
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 07:ひとつかみ~ → http://ricorice.exblog.jp/23933872/
○英語でレシピを読む! ~工程 02:バター~ → http://ricorice.exblog.jp/23631569/
○英語でレシピを読む! ~道具 05:刷毛~ → http://ricorice.exblog.jp/25996211/
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → http://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~道具 02:ウィスク~ → http://ricorice.exblog.jp/23604607/




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by ricoricex | 2017-09-05 00:00 | 英語でレシピを読む!

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日本語だとブラシ、英語だとブラッシュで、綴りはbrush。
ブラッシュアップ/brush(-)upって言うでしょ、あのbrushです。
このブラッシュアップは、“勉強し直す”って意味ですね。

ブラシだと、どうしても髪をとかすためのブラシとか歯ブラシとかを想像しがち。
ブラシときくと、ピンとこないけれど、同じ形状のものを日本語の刷毛と表現してみたらどうでしょう。
これだと台所にもありますね。
そう、焼き色をよくするために卵液や牛乳をパンやパイの表面に塗ったりする時に使う、あの刷毛です。

この刷毛、おもに製菓・製パン用に使われるので、英語では
pastry brush
と呼びます。
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まあ、もっとも日本語でわざわざ製菓用刷毛と呼ばないように、
単にbrushとして登場することも珍しくないのですが、
道具としてきちんと紹介したいときは、pastry brushとされているかな〜。
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このbrush、動詞としても使われ、意味はそのまま“刷毛で塗る”。
レシピにはこんな感じで登場します。

表面を刷毛で塗る(brush the top)
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生地の端を刷毛で塗る(brush the edges of the pastry)
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当シリーズで以前、“バター/butter”を紹介したときにもお伝えしましたが(↓)、
http://ricorice.exblog.jp/23631569/
名詞としての印象が強いものがそのまま動詞としても使われるケースは少なくなく、
burshもその一例です。


というわけで、
brush → 刷毛(名詞)/刷毛で塗る(動詞)
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 02:バター~ → http://ricorice.exblog.jp/23631569/
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → http://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~道具 02:ウィスク~ → http://ricorice.exblog.jp/23604607/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2017-08-26 00:00 | 英語でレシピを読む!

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このシリーズではここのところ、 “焼く”の英語表現を取り上げています。
今回ピックアップする言葉は、
flame/フレイム。

調理における工程としての言葉、というより、
“炎”“情熱”なんて意味で一般には知られているかな〜、と思います。
「エターナル・フレーム/Eternal Flame」(邦題:胸いっぱいの愛)なんて歌もありましたね〜。


この“flame/フレイム”という言葉、調理において“焼く”を意味する英単語のひとつとして登場するとは、すぐには考えにくいのではないでしょうか。私はそうでした。

では、“フランベ”では?
これだと、少しでもフランス料理に覚えがあれば、ふんふん、てなものかと。
そう、フレイムはフランス語のフランベ/flamberの英語表現なのです。
つまり、(仕上げに)炎で一気にブランデーなどのアルコール分を飛ばす、ときに使われます。

英語圏でも日常的にはともかくレストランなどでは、フランベ(された)/flambéという過去分詞でメニュー名などで、フランス語でそのまま登場することが多い。
英語のプロ用レシピでは、フランベ(された)/flambéを動詞として登場することもしばしば。
それぞれこんな感じです。

クリスマス・プディングをフランベする(flame the Christmas pudding)
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パイナップル・タルト・フランベ(pineapple tart flambé)
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フランベ用を余分に(plus extra to flambé)
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フレイムとフランベ、文字にするとflameとflamber、
文字にすると似ているといえば似ていますが、音で耳にする印象がまったく違うので、
私は同じことを意味する言葉、というのがピンときませんでした。
ラズベリー/raspberryとフランボワーズ/framboiseも、
私にとっては音の感触から想起されるものがまったく違う、という。

直接的な物質名詞は英語とフランス語は違うものが多く
(象徴的、観念的なものになればなるほど言葉が近くなるのと違って)、
アップル/appleとポム/pommeのように、
たいがいのものはそういうもんだ、と認識しているのですが、
一部違和感が拭いきれぬもの、そのひとつが“フレイム/flame”だったりします。


ともあれ、というわけで、
flame → フランベする/炎を出す
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 39:焼く(まとめ) ~ → http://ricorice.exblog.jp/25673195/
○英語でレシピを読む! ~工程 44:こんがり焼く~ → http://ricorice.exblog.jp/25797848/
○英語でレシピを読む! ~工程 45:焼き色がつくまで焼く~ → http://ricorice.exblog.jp/25821667/
○英語でレシピを読む! ~工程 50:焦がす~ → http://ricorice.exblog.jp/25936301/
○英語でレシピを読む! ~工程 51:(表面を)焦がす~ → http://ricorice.exblog.jp/25959979/




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by ricoricex | 2017-08-17 00:00 | 英語でレシピを読む!