「ほっ」と。キャンペーン

イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


by ricoricex
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ:英語でレシピを読む!( 65 )



e0038047_012597.jpg
当連載「英語でレシピを読む!」ではここのところ、
ピンチ/pinch(“ひとつまみの塩”などで使われます)
ダッシュ/dash(“オリーブオイルをひとふり”などで使われます)
といった具合に少ない分量の表現の仕方をみてきました。

今回もそのひとつ。
ダッシュは“ひとふり”で量にして小さじ1/8程度ですが、
たとえば炒め物を刷る時にオリーブオイルを入れる場合。
さほど量はないとしても、さすがに、ダッシュほどの微量じゃあない。
大さじ1ぐらいでしょうか。
きっちり量ることもあるでしょうが、炒め物などの場合はフライパンにまんべんなくゆきわたるぐらいの、目分量ですよね。

こんなときに使われるのが
splash
です。“スプラッシュ”と読みます。

a splash of oil(オイルを少量)
e0038047_014315.jpg


a splash of balsamic vinegar(バルサミコ酢を少量)
e0038047_02291.jpg
などと使います。


ここで、まとめ&おさらいを。
スプラッシュ/splash > ダッシュ/dashピンチ/pinch
量に換算すると、
大さじ1 > 小さじ1/8〜1/6 > 小さじ1/16〜1/8
となります。


というわけで、
splash → 少量
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 06:山盛り~ → http://ricorice.exblog.jp/23902472/
○英語でレシピを読む! ~単位 07:ひとつかみ~ → http://ricorice.exblog.jp/23933872/
○英語でレシピを読む! ~工程 27:一口大~ → http://ricorice.exblog.jp/24593454/
○英語でレシピを読む! ~工程 12:ノブ~ → http://ricorice.exblog.jp/25227721/
○英語でレシピを読む! ~単位 13:ピンチ~ → http://ricorice.exblog.jp/25281992/
○英語でレシピを読む! ~単位 14:ダッシュ~ → http://ricorice.exblog.jp/25347251/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2017-02-25 00:00 | 英語でレシピを読む!

e0038047_023856.jpg
当連載「英語でレシピを読む!」で前回お伝えしたのは、
“ひとつまみの塩”などで使われるピンチ/pinch
これ、粒子が細かくってさらさらしたもの、
塩を筆頭に、シナモンなどのスパイス類でも使われます。

同じように少し加える、
例えばオリーブオイルなどを“ひとふり”ってこともあり、
この場合、どう言うか、というと、

a dash of olive oil(オリーブオイルをひとふり)
e0038047_025421.jpg
とdashを用います。
量にして小さじ1/8程度でしょうか。

ほかにも
a dash of cinammon(シナモンをひとふり)
e0038047_031471.jpg

なんて使い方もします。

えっ、前回ご紹介したpinchでは
a pinch of cinnamon(シナモンをひとつまみ)
と使うとあって、同じスパイス、どう違うの?という声があがるかもしれませんね。

これ、シナモンという、モノ自体は同じ。
違うのは、
a pinch of cinnamon(シナモンをひとつまみ)
の場合は指でつまんだ場合(の量に重きをおいたとき)。一方、
a dash of cinammon(シナモンをひとふり)
は、ボトルに入った状態でさっとふりかけるとき(そのやり方に対して)使います。

ということは、
a dash of ○○
は液体にしろ粉状のものにしろ容れ物に入ったものをふりかける場合に用いるってことなんです。


というわけで、
dash → ひとふり
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 06:山盛り~ → http://ricorice.exblog.jp/23902472/
○英語でレシピを読む! ~単位 07:ひとつかみ~ → http://ricorice.exblog.jp/23933872/
○英語でレシピを読む! ~工程 27:一口大~ → http://ricorice.exblog.jp/24593454/
○英語でレシピを読む! ~工程 12:ノブ~ → http://ricorice.exblog.jp/25227721/
○英語でレシピを読む! ~単位 13:ピンチ~ → http://ricorice.exblog.jp/25281992/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2017-02-13 00:00 | 英語でレシピを読む!

e0038047_22202113.jpg
料理で、必ずと言っていいほど使う調味料といえば、塩。
塩釜焼きのようにたっぷり使う場合もあれば、大さじ、小さじなどできっちりとした分量がふさわしいこともあります。
が、なかでも一番使用頻度が高いのは、仕上げだったり下味をつけたりするのに、ちょっとだけ、というパターンではないでしょうか。

これ、日本語だと、
“ひとつまみの塩”

これに当てはまる言い方が英語にもありまして、
a pinch of salt
と表現されます。


そう、pinchとは“ひとつまみ”の意。
a pinch of salt(ひとつまみの塩)
e0038047_22204021.jpg


a pinch of sea salt(ひとつまみの海塩)
e0038047_22205490.jpg


a pinch of ○○
が適応されるのは、塩のように粒子が細かくってさらさらしたもの。
なので、スパイス類、たとえばシナモンで用いられたりもします。

ここで注意が必要ですが、
“ひとつまみ”は厳密には親指、人差し指、中指の3本の指先でつまんだ程度、分量にして小さじ1/5〜1/4。
しかし“pinch”の場合はもっと少なく、“ひとつまみ”の半量以下、小さじ1/16〜1/8ぐらいかなぁ、という印象です。
ということは“ひとつまみ”というよりは、親指と人差し指2本の指先でつまんだ分量、小さじ1/8〜1/6の“少々”の方が“pinch”に近い。

ただですね、“ひとつまみ”と“少々”の違いって、そんなに知られていないかな。
感覚として、“ひとつまみ”の方が“少々”より少ないんじゃないか、って思われがちではないでしょうか。
おまけに、単に言葉としてみた場合の“pinch”に該当する日本語は“ひとつまみ”になるわけですし。
そこまで厳密に考えなくてもいいのかもしれませんが、まあ、ズレがあるということで、補足です。


e0038047_22211336.jpgところで、このpinch、カタカナにするとピンチ。
つまむ、ってことで、ピンと来た方はいらっしゃるでしょうか?
洗濯バサミは英語でpinch。まさにつまむような恰好ではさみますよね。


以下、余談。
a pinch of saltを使った慣用句に、
take 〜 with a pinch of salt
というのがあります。
これ、“鵜呑みにしない”“疑ってかかる”“話半分できく”という意味。

take 〜 with a pinch of salt の“a pinch of salt”は“a grain of salt”に置き換えられることもあり、これ、ラテン語の“cum grano salis”を英語に訳したもの。

原典は大ブリニウスの『博物誌』。
塩粒を解毒剤として紹介 → 物事を塩粒1つ欠けたものとして受け入れる →物事を疑いを持って受け入れる
と意味が転じていったもですの。

なので、take 〜 with a pinch of saltは英語ですが、
同じ語源を持つ、同じ言い回しがヨーロッパ各国に存在します。


というわけで、
pinch → ひとつまみ
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 01:大さじ小さじ~ → http://ricorice.exblog.jp/23158480/
○英語でレシピを読む! ~単位 06:山盛り~ → http://ricorice.exblog.jp/23902472/
○英語でレシピを読む! ~単位 07:ひとつかみ~ → http://ricorice.exblog.jp/23933872/
○英語でレシピを読む! ~工程 27:一口大~ → http://ricorice.exblog.jp/24593454/
○英語でレシピを読む! ~単位 12:ノブ~ → http://ricorice.exblog.jp/25227721/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2017-02-04 00:00 | 英語でレシピを読む!

e0038047_0405937.jpg
日本語のレシピって便利だなぁ、と思うのが、
“適量”という言葉が使えること。

たとえば炒め物などでフライパンに油をひくとき。
きっちり“大さじ1”とかって記す場合もあるけれど、
“適量”や“適宜”としているレシピもよくみます。
これは、フライパンの性格によって必要な量が変わってくるし、
テフロン加工のものではサラダ油が必要でなかったりもするから。

では、“適量”や“適宜”に該当する簡潔な英語の言葉は、というとないんですよね。
あとは、特に分量を記さない、というやり方か。。。

では、分量を表記する場合、どういう表現の仕方をするのか、というと、
例えばバターの場合。
野菜炒めみたいな料理はイギリスの典型的な料理にはないけれど、
スープを作ったりするときに、タマネギのスライスをバターでじっくり火を通す、
という作業はしょっちゅう発生します。
また、仕上げにバターを少量落とすことも少なくない。

そんなときのバターはレシピの分量でどう表記されているか、っていうと

バターを適量(a knob of butter)
e0038047_0412730.jpg
と、knobを伴い、直訳すれば“小さなかたまりほどのバター”という言い方をします。
バターを少し切り取ったかたまりの状態、といえばいいのかな。
なので具体的な量にすると大さじ1ないかな〜、ぐらいのイメージです。

多めに欲しいときは、largeを伴い、こうなります。
バターを多めの適量(a large knob of butter)
e0038047_042423.jpg


e0038047_0424813.jpgところで、このknob、ノブと読み、
そうドアノブなどのノブと同じです。
ノブはほかにも木のコブなんて意味があり、
そこに共通しているのは、小さな出っ張り。

この連載で何度か言っているように
ある程度英語ができる段階にきたら、
英語を直接日本語の単語に置き換えるのではなく、
その言葉の持つ概念を知ろうとすること。
すると、言葉のイメージがぐっと広がり、理解も深くなります。


というわけで、
knob → 小さなかたまり(の適量)
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 02:バター~ → http://ricorice.exblog.jp/23631569/
○英語でレシピを読む! ~単位 01:大さじ小さじ~ → http://ricorice.exblog.jp/23158480/
○英語でレシピを読む! ~単位 06:山盛り~ → http://ricorice.exblog.jp/23902472/
○英語でレシピを読む! ~単位 07:ひとつかみ~ → http://ricorice.exblog.jp/23933872/
○英語でレシピを読む! ~工程 27:一口大~ → http://ricorice.exblog.jp/24593454/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2017-01-25 00:00 | 英語でレシピを読む!

e0038047_131249.jpg
机上で学ぶものと実践とでは往々にして隔たりがあるもの。
英語も然り。
「トイレットペーパーが切れちゃったんだけど」
「この洗濯機、どうやって使うの?」
「シャワーの調子が悪いみたい」

ねっ、こういうの日本語でも日常生活でちょくちょく出てくるけれど、教科書のサンプル文章ではないでしょ?

単語にもそういうのあって、普段気にしないけれど、意外と使うなぁ、って思った言葉が
ふた/lid(リッド)。
実際にイギリスに住むまで、私、lidって言葉、知らなかったし。

e0038047_195738.jpg
というのもですね、レディミール(電子レンジでチン!)食品の温め方の説明で、lidという単語が頻繁に出てくるからです。
lidのほかにも、とても短い文章の中に、ええと、何コレ?って言葉がいくつも出てきて、もうね、こういうのでいきなりくじけそうになったわけですよ。
せいぜい、
“ふたを外して、フォークで穴を数カ所あけて、電子レンジで3分温める”
程度の文章なのよ、それが、ねぇ。

こういうのは、日本での経験値に照らし合わせて落ち着いて考えればすぐに察しがつくのですが、日常と机上の言葉との乖離を感じたわけです。


lidという言葉、レディミールで出てくるってことは、英語のレシピ本でも登場します、こんな感じで。

ふたを閉める(put the lid on)
e0038047_1101542.jpg


ふたをして(with the lid on)
e0038047_1103077.jpg


lidは名詞なので、これだけでは“ふたをする”という意味を持ちません。
なのでwithを伴って、“ふたをする”という状態を指します。
put the lidの場合は、“鍋などのふたをする”というよりも、“ジャムの瓶や箱などのふたをきっちり閉める”といったニュアンス。

じゃあ、“鍋などのふたをする”はどうなるか、というと、
(アルミフォイルか)ふたでお米の入ったコランダーを覆う(cover the rice in the colander with foil or a lid)
e0038047_1104845.jpg


putが“しっかりふたをする”のに対して、こっちは“覆う”の意味合い。

そうそう、鍋の中のものが吹きこぼれないように、ずらしてふたをすることありますよね。
そんなときは、“斜めに”という意味の“askew”を伴い、

ずらしてふたをして(with the lid askew)
e0038047_13122137.jpg
といった風に使います。


というわけで、
lid → ふた
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → http://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~道具 02:ウィスク~ → http://ricorice.exblog.jp/23604607/
○英語でレシピを読む! ~道具 03:フライパン~ → http://ricorice.exblog.jp/24051577/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2017-01-16 00:00 | 英語でレシピを読む!

e0038047_0564699.jpg
英語のレシピ本のを眺めているとき、小麦粉などの粉ものや肉類は重さ(g)、牛乳などの液体は容積(ml)で、あとは野菜や果物は重さだったり○個/本だったりという、それに少量のものは大さじ/小さじなどが用いられ、これは日本語でも同じですね。
これに細かいところで、ハーブなどでは○枝とか、○房/束○茎などが加わります。

野菜や果物あどの数えられるものは、○個/本なのですが、単純に1とか3とかの個数だけでなく、単位(a piece of paperのpieceに該当するもの)を表す言葉を伴うものがあります。
これは、要は数えられない名詞ってことなのですが、日本語の感覚だと、えっ、これ、数えられるでしょ!って野菜にセロリ/celeryがあります。

なので、レシピの材料でセロリは、こんな風に登場します。

セロリ1本(1 stick of celery)
e0038047_0541468.jpg


セロリ2本(2 sticks of celery)
e0038047_0543771.jpg

そう、棒を意味するstickを使います。
セロリは、日本だと1本売りされることも多く、1本2本と数えられるイメージがあるけれど、英語の発想だと、茎から何本か茎が何本かまとまった状態を想起するのでしょう。
その何本かがある状態がベースになので、数えられない名詞なんだろうと推量できます。

日本では、まだあまりなじみがありませんが、よく似た形状のルバーブはどうか、っていうと、これもやはり、数えられない名詞、なので、重さ(g)だったり、セロリ同様、stickが使われます。

ルバーブ10本(10 sticks of rhubarb)
e0038047_055032.jpg

ただ、ルバーブの場合は、stickだけでなく、茎/stalkや茎/stemも用いられるんですよね〜。


じゃあ、同じように細長い野菜のネギはどうかっていうと、これは数えられる名詞。
リーク/ポロネギは、

リーク(大)1本(1 large leek)
e0038047_055212.jpg


スプリングオニオン(アメリカではscallion)(ネギの一種で、島らっきょうを思わせる形状。アサツキのように使われる)は、

スプリングオニオン2本(2 spring onions)
e0038047_0553880.jpg

もっとも、スプリングオニオンは、メイン食材、というよりは、アサツキのように彩りとかアクセントに使われることが多いので、ざっくりとした分量で表現されることもよくあります。


e0038047_16312.jpg以下、余談。
かつて私がホームステイをしていたときのこと。
その家庭はミドルクラスで、そのせいか、週末のランチにたま〜にバゲットが出されることがありました。
まあ、バゲットといっても、本格的なそれではなく、工場生産されスーパーマーケットとかで売っている山崎製パンのようなもの。
で、イギリス人がバゲットを何と呼んでいるのかというと、
フレンチスティック/French stick
日本語にするとフランスの棒。日本でバゲットをフランスパンと呼ぶのと同じですね。
そして、日本と同様、フーディーになればなるほど、ワーキングクラスはフレンチスティックだけれど、ミドルクラスの場合はバゲットと呼ぶ傾向にあります。


そういえば、以前、バラ(ボロー)・マーケットのパン屋さんで、これをもじって
イングリッシュスティック/English stick
なるものを売っていたなぁ〜。
e0038047_056194.jpg



というわけで、セロリの数え方は
stick → 本
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 08:(小)枝~ → http://ricorice.exblog.jp/24613688/
○英語でレシピを読む! ~単位 09:房/束~ → http://ricorice.exblog.jp/24636494/
○英語でレシピを読む! ~単位 10:茎〜 → http://ricorice.exblog.jp/24658570/
○英語でレシピを読む! ~単位 01:大さじ小さじ~ → http://ricorice.exblog.jp/23158480/
○英語でレシピを読む! ~単位 06:山盛り~ → http://ricorice.exblog.jp/23902472/
○英語でレシピを読む! → http://ricorice.exblog.jp/i33/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2017-01-03 00:00 | 英語でレシピを読む!

e0038047_2051854.jpg
当ブログではイギリスのクッカリーコースで学んだり、イギリスで食べ歩いたりして舌の記憶にある料理やお菓子を私なりの解釈で再構築したレシピもご紹介しています( → http://ricorice.exblog.jp/i18/)。
私のモットーは、“日本で手に入る身近な材料で、簡単に作る”。

ただでさえ、同じ食材でも味が違うので、イギリスと同じように再現する事は不可能に近いですし、嗜好も違うので、アレンジも必要になり、“日本で手に入る身近な材料”というのは、なかなか高いハードルです。
それでも、これならこうして、というのがあり、それは、
セルフレイジング・フラワー → 薄力粉 + ベーキングパウダー
ゴールデンシロップ → ハチミツ
だったりします。

クリスマス・プディングでも、本来はケンネ脂(英語ではsuet/スエット)を使うのですが、同じ油脂ということで、なんとかバターで代替。

そもそもケンネ脂って何かって?
すき焼きで使う白い脂肪のかたまりがあるでしょ、あれです。
腎臓のまわりについている脂で、単に牛脂と呼ばれたりもします。
e0038047_2054716.jpg


しかし、しかしですね、どうにも代替がきなかい、ってものがあります。
先のケンネ脂。バターだとどうにも味が決まらない!ってことが。
バターは入れることによって食感が軽くなるけれど、牛脂の場合は重くなる。
クリスマス・プディングのようにいろんなものと混ぜ込んで使う場合は、なんとか、なレベルですが、生地に使うとなると完全にお手上げ。
ケンネ脂を使うレシピの生地でバターにすると軽い食感になり(しかも当然ながら、分量が多ければ多いほど、比率が高ければ高いほど、食感がまったく変わってくる)、だからといってオリーブオイルやラードでは代用できず、やっぱり牛脂が欲しくなるんです。

そんなの、お店で簡単に買えるじゃん!なのですが、すき焼きなど肉料理に使うのであれば気にならないのですが、生地に使い、さらに甘いものに応用する、となると、抵抗があるんです、私。
そんなわけで、イギリスで買ってくるのが、乾燥のケンネ脂。
e0038047_206487.jpg


このATORAのケンネ脂、パラパラの米粒状になっていて、扱いもラクチン。
生地を作る場合など、あらかじめ粒が細かいのでまんべんなく混ぜることができます。
e0038047_2071082.jpg


e0038047_2073261.jpg
(裏面のレトロなイラストがgood!)

e0038047_2081028.jpg
(生地のかたまりともいえる、ダンプリングに使うことも多いので、先の裏面のレシピ&側面のイラストは、ダンプリング)


これ、原材料のほとんどは、当然、ケンネ脂。
ということは動物性脂肪。
でも、世の中がヘルシー志向に向かっていたり、ヴェジタリアンやヴィーガンが多かったりで、ちゃんとヴェジタリアン用も販売されているので、ご安心を。


というわけで、
suet → ケンネ脂
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! → http://ricorice.exblog.jp/i33/
○英語でレシピを読む! ~食材 01:セルフレイジング・フラワー~→ http://ricorice.exblog.jp/23273881/
○ゴールデンシロップ【Golden Syrup】 → http://ricorice.exblog.jp/5555290/
○<イギリス・レシピ> クリスマス・プディング【Christmas Pudding】 → http://ricorice.exblog.jp/23889715/
○イギリス・レシピ → http://ricorice.exblog.jp/i18/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2016-12-23 00:00 | 英語でレシピを読む!

e0038047_1145631.jpg
ここ何回かにわたって、当連載ではレシピでよく登場する言葉のひとつ、
“混ぜる”を取り上げて、みています。
ひとことで“混ぜる”といっても、いくつもの英単語が該当し、これまで以下の言葉をご紹介しました。
混ぜる(まとめ)
かき混ぜる/stir
混ぜる/mix
(泡)立てながら混ぜる/すり合わせる/beat
包み込むように混ぜる/fold
軽く混ぜる/toss
混ぜてくっつける/結合させる/combine
しっかり混ぜる/一体化させる/blend

今回ピックアップのは、
shake

シェイク。
日本語でもおなじみですね。

よく知られているのは、マクドナルドや、アメリカのダイナー系の飲食店にあるドリンク。
ミルクシェイクとかバナナシェイクとか。

確かにいろんなものが混ざっているけれど、これだけだとピンとこないですよね。

では、カクテル。
カクテルを作るバーテンダーの代表的な動作といえば、シェイカーをもってシャカシャカしている姿ではないでしょうか。
この動作がシェイク。
シェイカーはshaker、まさにシェイク/shakeするものってわけです。


同じような作業が、料理でも登場します。
それはサラダのドレッシング。
ドレッシングの基本である、フレンチドレッシングは、油と酢、塩・コショウが材料。
これらを混ぜて作ります。
混ぜるときに、日本のレシピだと、“材料を(小さな)ボウルに入れて(小さな)泡立て器を使って混ぜる”というやり方が大半だと思います。

私がイギリスのクッカリースクールで習い、また今どきのレシピ本でも目にするのは、ジャムなどの空き瓶を利用する方法(正統派、ともいえる本では、日本のレシピ同様、泡立て器を使うやり方です)。
材料を入れ、ふたをし、シャカシャカするのです。
この作業がシェイク。
カクテルを作るときに、シェイカーを使ってシャカシャカするのと同じ作業です。
このシャカシャカは、日本語の“振り混ぜる”という言葉に置き換えられます。

しっかり振り混ぜる(shake well)
e0038047_1153337.jpg


瓶をやさしく振り混ぜる(shake the jars gently)
e0038047_116079.jpg
※ジャー/jarは(ジャムなどを入れる)瓶のこと。英語には、魔法瓶という意味はありません、念のため。


ドレッシングの場合は、油と酢なので、油と水を思い出すとわかるように、泡立て器などでは混ざりにくいんですよね。
それを乳化とまではいかないまでも、しっかり合わせるには、このやり方が時間がかからず、かつ簡単。
市販や飲食店にあるドレッシングも、シャカシャカしてサラダにかけること、多いですよね。
カクテルも同様。混ざりにくい材料を短時間で混ぜるカクテルで、このシェイクという方法を用います。


ステア/stir”( → http://ricorice.exblog.jp/24699618/)もそうですが、カクテルの製法を思い出すと理解が速いのがこの“シェイク”という言葉です。
カクテルが複数の材料を混ぜて作るミックスドリンクゆえ、“混ぜる”という作業が重要になるので、当然と言えば当然かもしれませんね。


というわけで、
shake → 振り混ぜる
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程28:混ぜる(まとめ)~ → http://ricorice.exblog.jp/24680465/
○英語でレシピを読む! ~工程29:かき混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24699618/
○英語でレシピを読む! ~工程 30:混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24718043/
○英語でレシピを読む! ~工程 31:(泡)立てながら混ぜる/すり合わせる~ → http://ricorice.exblog.jp/24747616/
○英語でレシピを読む! ~工程 32:包み込むように混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24805156/
○英語でレシピを読む! ~工程 33:軽く混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24906995/
○英語でレシピを読む! ~工程 34:混ぜてくっつける/結合させる~ → http://ricorice.exblog.jp/24966270/
○英語でレシピを読む! ~工程 35:しっかり混ぜる/一体化させる~ → http://ricorice.exblog.jp/25010098/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2016-12-14 00:00 | 英語でレシピを読む!

e0038047_92197.jpg
当連載では、ここのところ、レシピでよく登場する言葉のひとつ、
“混ぜる”にスポットをあててみています。
これまでご紹介したのは、以下の英単語です。
混ぜる(まとめ)
かき混ぜる/stir
混ぜる/mix
(泡)立てながら混ぜる/すり合わせる/beat
包み込むように混ぜる/fold
軽く混ぜる/toss
混ぜてくっつける/結合させる/combine


今回ご案内する言葉は、
blend

そう、ブレンドです。
日本語としてもおなじみですね。
じゃあ、どう使われてるかというと、
ティーブレンダーとか、スパイスのブレンドとか。

これ、異なるものを混ぜ合わせてより高品質なものに仕上げる、といったニュアンス。
調合する、とも表現できます。

この考え方で、blendはポタージュ系のスープのプロセスでよく登場します。
このときの混ぜるは、混ぜるという行為そのものに重きをおいているのではなく、混ぜることでよいものへと昇華させる、その結果を重視しています。
だからこそ、こんな表現が可能なのです。

合わせた材料をしっかり混ぜ、一体化させる(blend the mixture)
e0038047_8572220.jpg


このブレンドする/混ぜるときに使うのが(ハンド)ブレンダー。
e0038047_8584958.jpg
レシピによってはブレンダーを使う旨を綴っているものも。

(ハンド)ブレンダーを使ってしっかり混ぜる/一体化させる(blend it using a hand blender)
e0038047_8582163.jpg


というわけで、
blend → しっかり混ぜる/一体化させる
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 28:混ぜる(まとめ)~ → http://ricorice.exblog.jp/24680465/
○英語でレシピを読む! ~工程 29:かき混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24699618/
○英語でレシピを読む! ~工程 30:混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24718043/
○英語でレシピを読む! ~工程 31:(泡)立てながら混ぜる/すり合わせる~ → http://ricorice.exblog.jp/24747616/
○英語でレシピを読む! ~工程 32:包み込むように混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24805156/
○英語でレシピを読む! ~工程 33:軽く混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24906995/
○英語でレシピを読む! ~工程 34:混ぜてくっつける/結合させる~ → http://ricorice.exblog.jp/24966270/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2016-12-05 12:00 | 英語でレシピを読む!

e0038047_23144233.jpg
レシピでよく登場する言葉、“混ぜる”。
これの英語表現を、当連載ではここのところ取り上げてみています。

これまで、
混ぜる(まとめ)
かき混ぜる/stir
混ぜる/mix
(泡)立てながら混ぜる/すり合わせる/beat
包み込むように混ぜる/fold
軽く混ぜる/toss
をご紹介しました。

今回ご案内する言葉は、
combine

カタカナ読みをすると“コンバイン”。
ピンときたあなたは私と同世代!

小学校の社会の授業を思い出してください(っと、今の子どもたちも習うのかな?)。
お米作りのための農業用機械のひとつにありませんでしたか、コンバインって?
収穫期に、稲を刈り取りながら脱穀する、あの機械のことです。
これ、ふたつの機能、刈り取りと脱穀が一度に行われることが名前の由来。
ふたつの機能を結合させた機械だから、コンバイン、ってわけです。

これを料理のプロセスに適応させると、結合させるってのは、混ぜるということでもあるわけで、
こんな感じで使われます。

小麦粉と粉砂糖と塩を混ぜる(combine the flour, icing sugar and salt)
※イギリスの粉砂糖についてはこちら( → http://ricorice.exblog.jp/23770544/
e0038047_23154100.jpg

これ、単に“混ぜる”というよりも、“混ぜてくっつける” “結合させる”といったように、“しっかりと混ぜ合わせる”といったニュアンスを含みます。


なので、“しっかりと混ぜ合わせる”を強調する形で、こんな風にも使われます。

卵黄と砂糖を混ぜて、しっかり合わせる(beat the egg yolks with the sugar to combine)
e0038047_2316620.jpg
e0038047_23154614.jpg
卵黄についてはこちら( → http://ricorice.exblog.jp/23963002/

しっかり合わさるまで混ぜる(stir until thoroughly combined)
combinedはcombineの受け身(過去分詞)で、“混ぜられる”→“合わさる”という意味。
e0038047_23163989.jpg



これら2つはいずれも、beat、stirといった、これまた“混ぜる”を意味する言葉に伴い、“しっかりと合わせる”“結合させる”という意味合いを出しています。
beatについてはこちら → http://ricorice.exblog.jp/24747616/
stirについてはこちら → http://ricorice.exblog.jp/24699618/


というわけで、
combine → 混ぜてくっつける/結合させる
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 28:混ぜる(まとめ)~ → http://ricorice.exblog.jp/24680465/
○英語でレシピを読む! ~工程 29:かき混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24699618/
○英語でレシピを読む! ~工程 30:混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24718043/
○英語でレシピを読む! ~工程 31:(泡)立てながら混ぜる/すり合わせる~ → http://ricorice.exblog.jp/24747616/
○英語でレシピを読む! ~工程 32:包み込むように混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24805156/
○英語でレシピを読む! ~工程 33:軽く混ぜる~ → http://ricorice.exblog.jp/24906995/
○英語でレシピを読む! ~食材 05:粉砂糖~ → http://ricorice.exblog.jp/23770544/
○英語でレシピを読む! ~食材 06:卵白&卵黄~ → http://ricorice.exblog.jp/23963002/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

by ricoricex | 2016-11-25 00:00 | 英語でレシピを読む!