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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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カテゴリ:イングリッシュワイン( 116 )



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先日、“ある国会議員の提案、「政府はイングリッシュワインにもっと注力すべし!」”の記事を綴っているときに、あ〜、こっちも書かないとね!ってことに気づき、今回はそれを取り上げます。

2015-16年イギリス政府が自らのセラーから開けたワインはこれ!
Bottles opended from UK government Cellar 2015-16
http://www.decanter.com/wine-news/uk-government-wine-figures-335396/

これ、ワインメディアの権威、デカンタ/Decanterの2016年10月14日(金)づけの記事。

結果を多い順に見ると、こんな感じ(↓)です。

ボルドー赤/Bordeaux(Red) 434本
ブルゴーニュ白/Burgundy(White) 344本
イングリッシュ&ウェルシュ・スパークリング/English and Welsh(Sparkling) 286本
ブルゴーニュ赤/Burgundy(Red) 214本
シャンパーニュ/Champagne 134本
アルザス/Alsace 116本
イングリッシュ白/English(White non-reception) 88本
ポート/Port 57本
ローヌ/Rhône 51本
モーゼル/Mosel 45本

ニュージーランド/New Zealand 27本
南アフリア/South Africa 25本
ロワール/Loire 22本
スペイン/Spain 17本
ボルドー・ソーテルヌ/Bordeaux(White - Sauternes) 10本
チリ/Chilie 4本
オーストラリア/Australia 2本
オーストリア/Austria 1本


・ブルゴーニュは白の方が多いのか〜
・やっぱりポートもよく飲むのね
・アルザス&モーゼルは健闘してんじゃない
・一般レベルではよく飲まれているのにオーストラリアが少ない!
・イタリアがないぞ! あっ、アメリカ合衆国もないっ!

なーんてのが
以前の記事、“ある国会議員の提案、「政府はイングリッシュワインにもっと注力すべし!」”で綴った
・さすがにイギリスのスパークリングワインはよく飲まれているなぁ
・ボルドーの赤の強さは歴史的関係ゆえなのかな?
に加えての、私の所感です。

こういうデータって、ほんとっ、おもしろい!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ある国会議員の提案、「政府はイングリッシュワインにもっと注力すべし!」 → http://ricorice.exblog.jp/25623158/
○ついに! やっと? イギリスのスパークリングワインがブリティッシュ・エアウェイズに登場! → http://ricorice.exblog.jp/25560066/
○売り切れ必至! 正真正銘、女王陛下の英スパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/25251854/
○過去最大量のイギリスのスパークリングワイン、アメリカに輸出される → http://ricorice.exblog.jp/24646719/
○リッツ・ロンドンのワインリストにイングリッシュワインが加わる → http://ricorice.exblog.jp/24583385/
○リッジビューとチャペル・ダウン、イギリス政府の公式ワインに選ばれる → http://ricorice.exblog.jp/24427401/




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by ricoricex | 2017-03-31 00:00 | イングリッシュワイン

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イギリスのEU離脱、Brexitを受けて、国は何をすべきか。
そのひとつとして、自国の産業の強化、国もサポートすべし、そのなかにはイギリス産のワイン、つまりイングリッシュワイン、ウェルシュワインも含まれると主張するのは、下院議員のNusrat Ghani。
というのも、彼女の選挙区は、名だたるイングリッシュワインのワイナリーが点在する、サセックスだから、ってこともあるのですが。
イギリスのヴィンヤード協会は当然、これに賛成の意を表明。

イギリス国内の、イギリスでのイベントで、イングリッシュワインが採用されることは随分と増えました。
しかし、国際的な会合の場では、まだまだリストに加わっていないのが現状。
これを打破する必要がある、というのです。
同時に、パリやベルリン、マドリードといった海外の都市でもイングリッシュワインを飲んだり買ったりできる場が必要、と。

さて、この提言を受けて、国がどう動くのか、見守るとしましょう。

こちらのニュースの出典は、
2017年3月14日(火)づけのBBC、および3月15日(水)づけのデカンタ/Decanterで、
リンク先は以下のとおりです(↓)。

Serve English wine to help oil wheels of Brexit, urges MP
http://www.bbc.com/news/uk-politics-39270720


New Bill to make British embassies serve English wine
http://www.decanter.com/wine-news/new-bill-make-british-embassies-serve-english-wine-357634/



ちなみにイギリス政府のセラーから開けられたワイン(2015-16)はこんな感じ(↓)
UK ministers drink less wine and sell off Latour 1961 – figures
http://www.decanter.com/wine-news/uk-government-wine-figures-335396/


イングリッシュワイン(とウェルシュワイン)は、
Ridgeview Grosvenor Brut 2009
Breaky Bottom Brut Reserve
Camel Valley Brut from the 2008 vintage
Nyetimber Classic Cuvee 2007
が含まれていて、それなりに消費されている印象ですが、それよりもボルドーが圧倒的な気が。。。
アキテーヌだった時代のイギリスとのつながり、ボルドーの赤ワインをほかと区別してクラレット/Claretという呼び名がついているあたり、ボルドーのワインは今も近しいことの表れなのかもなぁ、って思ったりして
(かつて、サンテ・ミリオンを訪ねたとき、実際にはほとんどできないにもかかわらず、「English Spoken(英語できます)」の看板を掲げているショップなどが多かったのも、それだけイギリス人が訪ね、買っているからなのでしょう)
こういうデータ、いろいろと推量できて、おもしろいですね!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ついに! やっと? イギリスのスパークリングワインがブリティッシュ・エアウェイズに登場! → http://ricorice.exblog.jp/25560066/
○売り切れ必至! 正真正銘、女王陛下の英スパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/25251854/
○過去最大量のイギリスのスパークリングワイン、アメリカに輸出される → http://ricorice.exblog.jp/24646719/
○リッツ・ロンドンのワインリストにイングリッシュワインが加わる → http://ricorice.exblog.jp/24583385/
○グラストンベリーでもイングリッシュワインがふるまわれる → http://ricorice.exblog.jp/24484454/
○リッジビューとチャペル・ダウン、イギリス政府の公式ワインに選ばれる → http://ricorice.exblog.jp/24427401/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/
○Brexit/EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → http://ricorice.exblog.jp/24481123/




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by ricoricex | 2017-03-21 00:00 | イングリッシュワイン

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最初に知ったときの私個人の感想としては、あれっ? 今までリストになかったんだ〜!と、そっちにびっくり。

それは、イギリス産スパークリングワインがブリティッシュ・エアウェイズ/British Airwaysで提供されるってニュース。
2017年2月28日(火)には、ワインメディアの権威“デカンタ/Decanter”が、翌3月1日(水)には“English Wine Producers”が以下のように伝えています。

デカンタの記事
British Airways serve English sparkling wine
http://www.decanter.com/wine-news/british-airways-english-sparkling-wine-first-class-356176/


English Wine Producersの記事
A SPARKLING START TO FLYING FIRST WITH BRITISH AIRWAYS
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/latest/a-sparkling-start-to-flying-first-with-british-airways/



ブリティッシュ・エアウェイズが初となるイギリスのスパークリングワインに選んだのは、
ボルニー・ワイン・エステイト/Bolney Wine Estate Vintage Blanc de Blancs

ファーストクラスで半年間サーヴされます。
シャンパーニュメニューとして、
ローラン・ペリエ/Laurent Perrier Grande Siècle
ジャカール/Jacquart Mosaique Rosé
と肩を並べる模様。

e0038047_23515127.jpg昨年、2016年、ブリティッシュ・エアウェイズのファーストクラスではシャンパーニュ(スパークリングワイン)16万本、赤ワイン13万3000本、白ワイン15万本が消費されました。
今年はそこに、ボルニー・ワイン・エステイトのスパークリングワインが加わるわけです。

ところで、イングリッシュワインといえばスパークリングが定石なのですが、実はブリティッシュ・エアウェイズが泡よりも先にチョイスしたのは、スティル。2年前の2015年のことです。
気になるワインは、今回選ばれたスパークリングワインと同じく、イングランドはサセックスにあるワイナリー、ボルニー・ワイン・エステイトの白ワインで、ピノ・グリ/Pinot Gris(↓)。
English wine makes British Airways first class list
http://www.decanter.com/wine-news/english-wine-makes-british-airways-first-class-list-266697/


スパークリングワインよりもスティルの白ワインが先で、しかもピノ・グリというのは、なんだか意外な印象ですが、これが事実。
おもしろいなぁ。
なにごとも自分の思い込みありきで物事を見てはいけない好例かもしれませんね。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○売り切れ必至! 正真正銘、女王陛下の英スパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/25251854/
○過去最大量のイギリスのスパークリングワイン、アメリカに輸出される → http://ricorice.exblog.jp/24646719/
○リッツ・ロンドンのワインリストにイングリッシュワインが加わる → http://ricorice.exblog.jp/24583385/
○グラストンベリーでもイングリッシュワインがふるまわれる → http://ricorice.exblog.jp/24484454/
○リッジビューとチャペル・ダウン、イギリス政府の公式ワインに選ばれる → http://ricorice.exblog.jp/24427401/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/




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by ricoricex | 2017-03-11 00:00 | イングリッシュワイン

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このオリジナル記事、本当はヴァレンタイン・デイ向け。
というのも、イギリスのヴァレンタイン・デイの贈り物はチョコレートだけでなく、花であったり、ジュエリーであったり、ワインであったり。そして、カードを添えるのが定番です。

で、2017年2月9日(木)づけのイギリスのワインメディア“デカンタ/Decanter”にあったのはこんな記事。
特別な日にいかが? スパークリング・ロゼ8選
Sparkling rosé wines for Valentine’s day
http://www.decanter.com/wine-reviews-tastings/valentine-s-day-wines-21845/


ワインのなかでも繊細な泡がきらめくスパークリングワインは、特別な機会にふさわしく、ロゼともなるとその色味からロマンティックさも加わります。
なので、ヴァレンタイン・デイの贈り物のテーマにふさわしいわけですが、
これ、日本だと、もちろんヴァレンタイン・デイでもいいのだけれど、
お花見の時期の方が需要があるのかな、と思ったりして。
そんなわけで、ここにご紹介する次第。
選ばれたワインは以下のとおりです。

01. Wiston Estate Rosé NV(イギリス)
94ポイント

02. Veuve Clicquot Vintage Rosé 2008(シャンパーニュ)
92ポイント

03. Ridgeview Victoria Rosé 2010(イギリス)
92ポイント

04. Ruinart Brut Rosé NV(シャンパーニュ)
91ポイント

05. Exton Park Pinot Meunier Rosé NV(イギリス)
91ポイント

06. De Venoge Louis XV Rosé Extra Brut 2002(シャンパーニュ)
90ポイント

07. Asda Extra Special Marques de Portola Rosé 2014(カバ)
90ポイント

08. Henri Delattre Rosé NV(シャンパーニュ)
88ポイント


8本のうち、3本がイギリス産!(ちなみに4本はシャンパーニュ)
やはり、イングリッシュワインはスパークリングなんだなぁ、と思ったりして。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○場を華やかに演出するイギリスのスパークリングワイン8選 → http://ricorice.exblog.jp/25179078/
○シャンパーニュ&スパークリングワイン世界チャンピオンシップ2016・入賞ワイン発表 → http://ricorice.exblog.jp/24687814/
○数字で知る、2016年英スパークリングワイン事情 → http://ricorice.exblog.jp/24666653/
○データに見る2016イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/24623353/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/




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by ricoricex | 2017-03-01 00:00 | イングリッシュワイン

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ワインメディア“デカンタ/Decanter”の2017年2月14日(火)づけであったのはこんな記事。

2017年世界のワイン祭りガイド
Wine festivals guide: Where to go in 2017
http://www.decanter.com/wine-travel/wine-festivals-guide-where-to-go-288062/


今年、2017年はこんなワインイベントに注目!です。

3月3日(金)〜5日(日)
Colchagua Wine Festival(チリ)

4月1日(土)
Cheltenham Wine Festival(イギリス)

4月28日(金)〜30日(日)
Vineyard to Vintner(カリフォルニア、アメリカ合衆国)

5月13日(土)
Mediterranean & Balkan Fine Wine Encounter(ロンドン、イギリス)

6月29日(木)
La Batalla del Vino(リオハ、スペイン)

7月14日(金)〜16日(日)
Finger Lakes Wine Festival(ニューヨーク、アメリカ合衆国)

9月25日(月)
Feste dell’Uva(キャンティ、イタリア)


セレクトの基準がいまひとつよくわからないのですが、滅多にないチャンス!には間違いないでしょう。
タイミングが合いそうなら、旅行のプランに加えてみてはいかがですか。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ワイン好きなら訪ねたいイギリスのワイナリー5選 →http://ricorice.exblog.jp/24518293/
○旅行がてら訪ねたいイギリスのワイナリー10選 → http://ricorice.exblog.jp/23628198/
○訪ねてみたい! 世界のフードマーケット16選 → http://ricorice.exblog.jp/23486358/




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by ricoricex | 2017-02-20 00:00 | イングリッシュワイン

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2017年2月3日(金)づけの“the drinks business”で報道されたニュース。

ナイティンバー、サヴォイ・ホテルのブラックリストに!
Nyetimber banned at The Savoy
https://www.thedrinksbusiness.com/2017/02/nyetimber-banned-at-the-savoy/


ニュース源は、イギリスの新聞“the times”。
the times”はねぇ、有料記事なんですよ〜。
なので、二次的とはなりますが、“the drinks business”のものをオリジナル記事としてご覧ください。


で、なにがあったかというと、ロンドン・ピカデリーの世界最古といわれるバーリントン・アーケード/Burlington Arcadeでのドリンク・レセプションでのこと。
イギリスのワイナリーの重鎮、ナイティンバー/Nyetimberの現オーナーが、ロンドンを代表する高級ホテルのひとつ、サヴォイ/The Savoyのロゴの入ったグラスをぶちまかし、バーテンダーに罵声を浴びせた、と。

なぜ、そんなことになったのか詳細はわからないのですが、とにかく、これを理由に、サヴォイは今後、ナイティンバーのワインは扱わない、と声明を発表。


このニュースもさることながら、現オーナーによる従業員解雇などでナイティンバーがもめていることも報じられ、そっちの方がショックかも。。。

the drinks business”の記事には、こちらについても言及されています。
組織が大きくなり、投資が先行すると、私自身はそれは必ずしも悪いことだとは思いませんが、歯車が噛み合わなくなり、よくない方向に向かうとこうなっちゃうのかなぁ、というサンプルを見た思いです。


私のチェックの仕方が悪いのか、このことをワインメディアの権威“デカンタ/Decanter”が報じていないのが若干気になるところですが。。。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○リッツ・ロンドンのワインリストにイングリッシュワインが加わる → http://ricorice.exblog.jp/24583385/
○イギリスの高級スーパー、ウェイトローズが選ぶイギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/25099283/
○インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション2016 その1 → http://ricorice.exblog.jp/24880678/
○インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション2016 その2 → http://ricorice.exblog.jp/24940044/
○インターナショナル・ワイン・チャレンジ2016 → http://ricorice.exblog.jp/24733578/
○ワイン好きなら訪ねたいイギリスのワイナリー5選 → http://ricorice.exblog.jp/24518293/




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by ricoricex | 2017-02-08 00:00 | イングリッシュワイン

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イングリッシュワインが産業として成長を続け、人気(もしくはそれを飲むことやふれていることに対するステイタス)を得ていることは、こんなところでもみてとれます。

それは、エリザベス2世(エリザベス女王)が、ウィンザー城にブドウ畑を有していること。
その名もThe Windsor Great Park Estate。
2011年、7エーカーの敷地に、16700本のシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが植栽されました。

これらのブドウが初収穫されたのは、2013年10月下旬。
ブドウ栽培こそ、女王陛下が有するブドウ畑で行われていますが、醸造を請け負っているのは、イングリッシュワインの牽引役で今や大御所とも言えるリッジビュー/Ridgeview
2年かけての熟成やブレンドを経て、3000本造られたスパークリングワインが
初めて売り出されたのは3カ月前の2016年10月。
レイスウェイト/Laithwaite’sのオンラインで3本セット、£75で売り出されるやいなや即完売!となった次第です。
http://www.laithwaites.co.uk/product/White-PRD+Sparkling+Wine/Windsor+Great+Park+Vineyard-2013/50823

で、この女王陛下のスパークリングワイン、気になる味は、
“ふくよかで洗練された味わい。柑橘類やアプリコット、ブリオッシュなどの香りが豊か”だとか。

以上のニュース、ニュースソースは以下の3つの記事です。
最初の2つ、デイリー・メール/Daily Mailデイリー・テレグラフ/Daily Telegraphは2017年1月22日(日)づけ、ジャンシス・ロビンソン/Jancis Robinsonは2017年1月23日(月)づけでリリースされました。


Liz’s fizz...but no, you can’t get it at Majestic: Queen joins the English sparkling wine craze – and all 3,000 bottles have been snapped up
http://www.dailymail.co.uk/news/article-4144226/Queen-joins-English-sparkling-wine-craze.html


Queen turns winemaker, producing 3,000 bottles of fizz from her Windsor Great Park estate
http://www.telegraph.co.uk/news/2017/01/22/queen-turns-winemaker-producing-3000-bottles-fizz-windsor-great/


The vines of Windsor Great Park
http://www.jancisrobinson.com/articles/the-vines-of-windsor-great-park



そして、ついに!
女王陛下のスパークリングワイン第2弾!
今年の出荷となる、2014年のプレオーダーがスタートしました。
気になる値段は、セット販売ではなく、1本£35。販売本数は現在、未定です。
以下、2017年1月23日(月)づけのデカンタ/Decanterより。
Pre-orders begin for second vintage of Queen’s English wine
http://www.decanter.com/wine-news/queen-english-wine-sell-out-353512/



今後6〜7年の間に、年間2万本まで生産の拡大が期待されます。
まあ、最初は投資目的で然るべき人たちが購入するでしょうから、一般に出回り飲めるようになるのは、もう少し先、2025年頃になりそうです。


ひとつ、トリヴィア。
ウィンザー城で最初にブドウ畑を所有したのはエリザベス2世(エリザベス女王)ではなく、
12世紀、ヘンリー2世の時代だったとか。へぇ〜。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○英王室とイングリッシュワイン → http://ricorice.exblog.jp/22969516/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/
○リッツ・ロンドンのワインリストにイングリッシュワインが加わる → http://ricorice.exblog.jp/24583385/
○リッジビューとチャペル・ダウン、イギリス政府の公式ワインに選ばれる → http://ricorice.exblog.jp/24427401/
○習近平を迎えての晩餐会の乾杯は、イングリッシュ・スパークリングで → http://ricorice.exblog.jp/23805000/




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by ricoricex | 2017-01-30 00:00 | イングリッシュワイン

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泣く子も黙るイギリスのワインメディア、デカンタ/Decanterの、2016年12月1日(木)づけであったのはこんな記事。

場を華やかに演出するイギリスのスパークリングワイン8選
English sparkling wines for Christmas
http://www.decanter.com/seasonal/english-sparkling-wines-for-christmas-2-283927/


はい、オリジナルタイトルは“クリスマス向け”となっていますが、要は華やかな場に際して、ということ。
日本に当てはめると、クリスマスのみならず、新年や新年度、という拡大解釈もできるので、今さらながらご紹介する次第です。

肝心の選ばれたワインは以下のとおりです。

01. Bolney Estate, Bolney Bubbly NV(サセックス) 90ポイント
02. Hambledon, Classic Cuvée Brut, Hampshire NV(ハンプシャー) 90ポイント
03. Furleigh Estate, Classic Cuvée, Brut 2011(ドーセット) 93ポイント
04. Camel Valley, Brut Rosé 2012 90ポイント
05. Wiston Estate, Rosé NV(イングランド) 94ポイント
06. Theale Vineyard, Founder’s Reserve Blanc de Blancs, 2010(イングランド) 93ポイント
07. Ridgeview, South Ridge Brut, 2012(イングランド) 92ポイント
08. Bluebell Vineyards, Hindleap Blanc de Blancs, 2010(イングランド) 90ポイント


おなじみのワイナリーのスパークリングワインがずらずらと。
オリジナル記事には、醸造方法は同じ、ブドウも同じ、土壌や気候条件が似ているシャンパーニュを選ぶ感覚で、とあります。
ボトルの写真が並んでいるのと見ると、04と05がたまたまなのか、ロゼになると顕著なのか、エチケット(ラベル)がつまんない。
ジャケ買いならぬ、エチケット(ラベル)買いってこと、おおいにあるので(なぜなら、それってやっぱり作り手のセンスが出るのよ。そのセンスって味のセンスや相性に通じると言っても過言ではない)、ちょっとなんとかして欲しいなぁ。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○シャンパーニュ&スパークリングワイン世界チャンピオンシップ2016・入賞ワイン発表 → http://ricorice.exblog.jp/24687814/
○数字で知る、2016年英スパークリングワイン事情 → http://ricorice.exblog.jp/24666653/
○過去最大量のイギリスのスパークリングワイン、アメリカに輸出される → http://ricorice.exblog.jp/24646719/
○データに見る2016イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/24623353/
○イギリスのスパークリングワインはシャンパーニュより上? → http://ricorice.exblog.jp/24393939/
○英国スパークリングワインの売上げが急上昇! → http://ricorice.exblog.jp/23982747/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/




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by ricoricex | 2017-01-18 00:00 | イングリッシュワイン

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イギリス、ひいては世界のワインシーンを牽引する、デカンタ/Decater
こちらの2017年1月3日(火)づけであったのは、以下の記事。

2017年のイングリッシュワインは、さらなる展開に期待大
New horizons open up for English wine in 2017
http://www.decanter.com/wine-news/english-wine-exports-2020-plan-351853/?utm_source=facebook.com&utm_medium=referral


具体的な数字で示されていたので、みていきましょう。

1. 2016年は、世界27カ国にイギリスのスパークリングワインが輸出される。
(ここでいうイギリスとはイングランドとウェールズを指します)
この27の国には、シャンパーニュの国、フランス、プロセッコの国、イタリアも含まれる。27カ国は、2015年の19カ国よりも8国増加。
2015年は輸出に本腰を入れた年。2016年はそれをさらに押し進め、2020年までにより大きくなることが予測される。

2. 2015年では輸出量は25万本。2020年までには10倍の250万本の輸出を目指す。
(ちなみにシャンパーニュの輸出量は1億5000本)

3. 自国におけるイングリッシュワインの認知度は大きくなり、年間1億ポンドの売上げを叩き上げるほどに。
スーパーマーケットのマークス&スペンサー/Marks & Spencerでは、セールスは前年比2倍、ウェイトローズ/Waitroseは1.5倍という驚異的な伸び。
(イギリスではスーパーマーケットでワインを購入する率が高い。スーパーマーケット側もワインに力を入れており、主要スーパーマーケットでは、MW(マスター・オブ・ワイン。ワインの最高資格)をアドバイザー/コンサルタントとして起用している。
今日、イングリッシュワインがここまでの大きな産業になった背景にはスーパーマーケットの存在、とりわけウェイトローズ/Waitroseの貢献度は高い)

4. ブドウ畑は10年前の倍に。
自国のブドウを使ったワインが単純計算で倍増えていることを意味する。
イングリッシュワインはイングランドのブドウを使ったワインのこと、ウェルシュワインはウェールズのブドウを使ったワインのこと、スコティッシュワインはスコットランドのブドウを使ったワインのこと。
ちなみに、ほかの国で収穫されたブドウで造ったワインはブリティッシュワインと呼ぶ。)
それどころか、テタンジェ/Taittingerポメリー/Pommeryといったフランス・シャンパーニュの有名メーカーが、イギリスでブドウ畑を有する、なんてことも(↓)。

仏シャンパーニュメゾン、テタンジェがイギリスに畑を購入!http://ricorice.exblog.jp/23996871/

Champagne Pommery to make English wine & develop vineyards
http://www.decanter.com/wine-news/champagne-pommery-english-sparkling-wine-partnership-300252/



同内容は2016年12月31日(土)づけのイギリスの新聞、ガーディアン/The Guardianでも以下のように報道されています。
English sparkling wine industry toasts export record
https://www.theguardian.com/business/2016/dec/31/english-sparkling-wine-industry-toasts-export-record?CMP=twt_gu



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○仏シャンパーニュメゾン、テタンジェがイギリスに畑を購入! → http://ricorice.exblog.jp/23996871/
○2016年はイングリッシュワインの当たり年に! → http://ricorice.exblog.jp/24773826/
○数字で知る、2016年英スパークリングワイン事情 → http://ricorice.exblog.jp/24666653/
○過去最大量のイギリスのスパークリングワイン、アメリカに輸出される → http://ricorice.exblog.jp/24646719//
○2016年夏は、イングリッシュワインにとって飛躍のシーズン → http://ricorice.exblog.jp/24622723/
○データに見る2016イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/24623353/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2017-01-09 00:00 | イングリッシュワイン

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クリスマスは終わったけれど、日本はこれから大晦日&お正月を迎え、まだまだお祝い期間ということでご容赦を。

イギリスではクリスマスに向けて、デパートやスーパーマーケットではギフトだったり食品だったりのカタログが作られ、店頭に並びます。
これらが軒並み、雑誌の大特集号ともいえる、デザインも写真もキャッチコピーも凝ったもので、眺めているだけで楽しい。
私は秋にイギリスに行くことが多く、こういったカタログをピックアップして持って帰ります。何冊もあると本当に重くって、重くって、でも、楽しいんですよね〜。


そんななかのひとつが、高級スーパーマーケット、ウェイトローズ/Waitroseのもの。
ウェイトローズはテーマごとに分けてカタログを作っていて、料飲類に焦点を当てたものももちろんあります。
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ウェイトローズはさすがイングリッシュワインが今日ここまで注目を集めるようになった立役者であり、昨年、2015年のカタログでは、イングリッシュワインの状況をレポートした記事、そして、6つのイングリッシュワインのワイナリーと、それぞれのボトルを紹介されていましたが(↓)、
イギリスの高級スーパー、ウェイトローズが選ぶイングリッシュワイン6選
http://ricorice.exblog.jp/24005896/

今年、2016年は、というと、違った切り口。

今年、2016年は、イングリッシュワインに特別にスポットあてたものではなく、“みんなが集まる場に/Serves of the Season”と銘打った大特集の
スパークリングワイン/Fizz、スティルワイン/Wine、ウイスキー&バーボン/Festive Warmers、パーティー用/Get ready to party、ジン&ウォッカ/Gin/Vodka、アフターディナー/After-dinner treats、サイダー(シードル)/Cider、ビール/Beer、ソフトドリンク/Sofr drinks
の項目の、スパークリングワイン/Fizzにおすすめが何本か登場しているのが、目立ったところ。
わざわざイングリッシュワインだけで特集を立てなくても、世界各国のスパークリングワインと同列に並べられるということは、それだけ一般化したことの表れかもしれません。
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では、そこで取り上げられていたイギリスのスパークリグワインは、というと以下のとおりです。

01. Nyetimber Classic Cuvée 参考価格:£32.99
02. Nyetimber Rosé NV 参考価格:£39.99
03. Ridgeview Bloomsbury 参考価格:£26.99
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今でこそ多くのワイナリーが優秀と認められていますが、ここで取り上げられたのはイングリッシュワインの牽引役として大きな存在感を放っていた、ナイティンバー/Nyetimberリッジヴュー/Ridgeviewの2つのワインエステイト。
とりわけ、ナイティンバー/Nyetimberはシャンパーニュをさしおいて、トップに登場。
まあ、これは自国びいきがあるのかもしれませんが。


イギリスのスパークリングについては手堅いチョイスでしたが、私が、そうか! こういう時に使ってもいいんだなっ! これをオーダーした〜い!、と思ったのは、オーストラリアの有名ワイナリー、ジェイコブス・クリーク/Jacob’s Creek のシラーズを使ったスパークリング。
シラーズはしっかりとしたブドウの味と風味、コクがあり、タンニンも強め。色が濃く、上質なものはビロードのようななめらかな深い味わいがあります。
そして、このオーストラリアを代表するブドウ品種、シラーズを使ってスパークリングワインを造るってのは、従来のワイン醸造の発想ではほとんど見られなかったもので、ニューワールド(今どき、ニューワールドっていう言い方はどうか、って思いますが)ならではの自由さがいいな、と思います。
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スパークリングワインって乾杯の1杯という印象で、実際、そういう使われ方をされることも多いのですが、シラーズのスパークリングワインは飲み応え十分で、赤身のお肉でもバッチリ! コショウをきかせたステーキとかにもいいんだなぁ。なので、通しで飲めるのが、お酒があまり強くない私のような人間にはありがたい。
深紅の色味も、大人な感じでよし!
クリスマスとかパーティーとか華やかな場のスパークリングは、色つきはロゼ、というのが一般的だけれど、濃い赤い色のスパークリング、っての大いにアリ!です。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスの高級スーパー、ウェイトローズが選ぶイングリッシュワイン6選 → http://ricorice.exblog.jp/24005896/
○イギリスのクリスマスの紙ものあれこれ 2 → http://ricorice.exblog.jp/23988449/
○シャンパーニュ&スパークリングワイン世界チャンピオンシップ2016・入賞ワイン発表 → http://ricorice.exblog.jp/24687814/
○数字で知る、2016年英スパークリングワイン事情 → http://ricorice.exblog.jp/24666653/
○データに見る2016イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/24623353/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/




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by ricoricex | 2016-12-29 00:00 | イングリッシュワイン