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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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2017年 05月 03日 ( 1 )



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e0038047_00034411.jpgロンドンにいるときの木曜日の午前中、用事がなければ、私はスピタルフィールズに向かいます。
というのも、ここのオールド・スピタルフィールズ・マーケット/Old Spitalfields Marketの木曜日はアンティークの日だから。

本気でハンティングするわけではないけれど、それでもぷらぷら冷やかすのは楽しい。
もたもたしてるとすぐにお昼になってしまうので、
早めに出て、マーケット界隈で朝食を食べてから、マーケットに向かいます。
マーケットを見て回るのは、腹ごなしにもちょうどいい。

この日もそんな日。
朝食に向かったのは、テレンス・コンラン/Terence Conranが手がけるレストランのひとつで、
同じく彼がプロデュースするホテル、バウンダリー/Boundryの1Fにあるアルビオン/Albion
といってもホテルのレストランといった趣はなく、
あくまで街のカフェといった佇まいです。
http://www.albion-uk.london/
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ここは、イギリス産の旬の(なるべくナチュラルな)食材を使い、伝統的なイギリス料理をモダンなスタイルで提供するカフェ(コンランお得意ですね!)
それを体現するかのように迎えてくれるのは木箱や籠に入った野菜や果物。
大きなガラス窓には通りに向かって、イギリス産食品の定番がディスプレイされています。
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店内に入ると、グロッサリー&ベイキングコーナーがあり、そこを通り抜けるとイートインスペースになっています。
私が朝食に選んだのは、“フル・アルビオン/Full Albion”と紅茶。
“フル・アルビオン”とは要はフル・イングリッシュ・ブレックファストのことです。
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内容は、いうと、
・ベーコン/back bacon
・ソーセージ/Cumberland sausage
・ベイクド・ビーンズ/baked beans
・トマト/plum tomatos
・マッシュルーム/mushrooms
・卵料理/your choice of eggs
・トースト/toast

卵料理は調理法を選べ、私はスクランブルエッグにしてもらいました。
紅茶はブラウン・ベティの、いかにも!な茶色いティーポットで登場。

スクランブルエッグは卵2個は使っているかな、ふわふわっというのとは違う、そぼろをやわらかくしたようなやさしい味わい。
ベイクド・ビーンズも手づくり、もしくはそれに近いもの、トマトのソースというかスープトいうかが、フレッシュ。
カリカリベーコンやしっかり焼き色がついたソーセージ、トマトも通って甘くジューシー。
マッシュルームがねぇ、ここで登場したのは大きなもので、
なんだかへなへなしちゃうから、
小さい方が味や風味がぐっと凝縮してるようで私は好み、なんだなぁ。
でも、この手の大きいマッシュルームは日本では食べられないから、よしとしよう。。。

しめてサーヴィス料など込みで£16ちょい。
(2017年5月現在は、同内容でもう少し、£2〜3程度高い、と思われます)


ほかの朝食およびブランチメニューの<アルビオン・クラシックス/ALBION CLASSICS>には、
ケジャリー/Kedgeree
・キッパー/Kipper
・ベーコンエッグ/Back or streaky Dingley Dell bacon and eggs
・キドニー/Kidneys
があり、まさにイギリス!な朝食メニューです。

ほかにも<トーストのせ/ON TOAST>には、
・特製ベイクド・ビーンズ/Albion beans
・マッシュルーム/Portobello Mushrooms
・アボカドとポーチドエッグ/Avocado and poached eggs

<パン/Baps>として、
・ベーコン/Back and streaky bacon
・ベーコン&ソーセージ、目玉焼き/Bacon, sausage and fried egg
・マッシュルームと目玉焼き/Portobello mushrooms and fried egg
・目玉焼き/Fried eggs
が。

Bapsという表現もイギリス的で、これパンのこと。
といっても大きく焼き上げたものでなく、ハンバーガーのバンズとかああいう感じの小型パン。
おそらく、ですが、パンにはさんでサンドイッチにして食べる、と思われます。


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店内は、床は木板、テーブルもイスも木材でナチュラルな趣です。
外とを仕切るのはガラスの扉。
なので店内は自然光がたっぷり入り、やわらかい雰囲気。
ガラスの扉の向こうはオープンエア席になっていて、
そんなに眺めがいいとは思えないけど(笑)、でも天気のいい日の外はいいってことで。

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店内に目をやると、半オープンキッチンのような造りで、次々とパンが焼き上がったり、
でき上がった料理をスタッフの方がきびきびと運んだりする姿を眺めるのも楽しい。

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タルトやカップケーキ、フラップジャックジンジャーブレッド・マンなどの焼き菓子も販売しています。
ディスプレイもかわいいな。


ちなみに店名のアルビオンとは、古い言葉で、ブリテン島、イギリスのこと。
名前にそぐう内容のお店です。

ラテン語で前半のアルバ/albaは白の意味。
なんでブリテン島が白いの?と思っていたら、
どうやら、ドーヴァー海峡沿岸地域に広がる、白い石灰岩地層の崖がその由来らしい。
映画『さらば青春の光/Quadrophenia』の最初と最後のシーンに登場するビーチー岬を思い出せば、納得!ですね。

ヨーロッパ大陸から海を渡ってやってきた人たちが最初に目にしたのが、この白崖だったため、とか。
なるほど!


thu 25/09/14


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○朝食@リージェンシー・カフェ/Regency Cafe(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25484104/
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by ricoricex | 2017-05-03 00:00 | イギリスのグルメ店レポート