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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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<イギリス料理・レシピ> コルキャノン【Colcannon】1


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チャンプ同様、マッシュドポテトをアレンジした、アイルランドの料理。
18世紀にイングランドにもたらされ、リッチなシチュー/煮込み料理やゆでた肉との抜群の相性をもつことから、アッパークラスの人たちのお気に入りだったようです。

キャベツはヨーロッパから日本に伝わり、その品種改良を重ね、今のようなキャベツに。
同じ野菜でも、日本と違うものは数あり、キャベツもそのひとつ。
イギリスなどヨーロッパでのキャベツとの違いは、
(もちろん品種による違いはありますが)
概してヨーロッパのキャベツの方がかたくほろ苦さが感じられ主張があり、
日本のものは水分が多く甘みが強いことでしょうか。
キャベツの千切りなどは、日本のキャベツの方が断然適していますが、
このコルキャノンに日本のキャベツだと、なんだかぼんやりした感じで、
個人的には今ひとつ。
う〜ん、と思っていたら、そうそう!と思い当たったのが、
外葉のかためで緑色の強い葉。
捨ててしまうお店が多いように見受けられますが、
この捨ててしまう部分こそ適しています。
この外葉、煮込んだり、ソースをかける肉料理の付け合わせにゆでて使ったり、にも好適。
お店の方、どうか捨てないでくださいね!

“捨てないで”ついでにもうひとつ。
キャベツをざっくり千切りにする際に
白い芯の部分を取り除きますが、これも捨てないで。
これは薄く切って、炒めたりお味噌汁の具に使ったりできます。

イギリスの料理本のひとつには、キャベツまたはケールを使用とあります。
お好みでスプリングオニオンを加えることも多いようです。
風味づけにメース(スパイスの一種:ナツメグと同じ種子が利用されますが、使う部分が異なります)を入れてもよいようです。

キャベツもジャガイモも電子レンジを使いましたが、
もちろん鍋でゆでてもOK。
よりていねいに作るなら、ジャガイモはゆでた後、裏ごします。

伝統的な食べ方はチャンプでご紹介したように、
くぼみをつくってそこにバター/マーガリンをおき、
とかしながら食べる方法。
その場合、5のバター/マーガリンを加えるプロセスは省いてください。

<材料(2人分)>
ジャガイモ……2個(250g)
キャベツの葉(外葉の緑の強いもの)……2枚(100g)
牛乳……50ml
バター/マーガリン……10g
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:20分)>
1. キャベツは白い芯の部分を取り、ざっくりとした千切り(長さ8cm×幅1.8cm程度)にする。ジャガイモは皮をむき、2〜3cm程度の角切りにする。
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2. キャベツを耐熱容器に入れ、皿などでカバーをし電子レンジに約2分かける。途中、1度取り出し、キャベツをかき回す。
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by ricoricex | 2009-01-17 18:58 | イギリス料理・レシピ