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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

3日目<2007年10月28日(日)>


Jが朝なかなかやって来ない。9時頃にようやくやって来る。今日はランチパーティーだからと、一緒にエキシビション・ロードのフラットへ。と、銀色のダブルデッカーが赤いダブルデッカーと並んでいるのを発見! どちらも今では見かけなくなった旧型のダブルデッカー。しかも銀色なんて初めて見た。Jに訊いても見たことない、と。バスを見るとジュビリー(女王陛下即位50周年なんだろうけど、それって数年前じゃない?)を祝って、とのこと。これは珍しい、とパチリ。サイエンスミュージアムの前には、小ぬか雨の中、アイスクリームバン。旅行者が多いところには寒くなったとはいえ、アイスクリームバンは活躍してるんですね。
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お昼まで時間があったので私はV&A博物館へ行く。下の階しか知らなかったけど、上の階はなかなかおもしろい。昔のビスケットの缶やシルバーウエアなどなど。3日目<2007年10月28日(日)>_e0038047_19462330.jpg
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昼は、Jの奥さん、Vの親戚(知人?)の家で10人以上集まってのビッグランチ。スリランカ・カレーをいろいろ食べる。スターターはフィッシュケーキ。歯ごたえを少し残し、オーブンでクリスピーに焼いたもので、ワインが進むなぁ。スリランカ・カレーはさらりとした味わいで、思いっきり辛いものもあればマイルドなものもある。パラオ(みたいな米料理)がおいしかったなぁ。3日目<2007年10月28日(日)>_e0038047_1947548.jpg
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そこで、私はほとんどの人が初対面。次の日から料理コースに参加するみたいな話をしてたら、話題は昨今のイギリス食事情に。さほど食に興味がある人たちでもないのに、少し高くてもオーガニックを買う、みたいなことを言っていて、オーガニックが浸透してるなぁ、と強く思う。結局、昔ながらの素朴な食事がいいってことだよねー、ただ昔と決定的に違うのは、それを手に入れるのは簡単ではないってこと、便利さと安さを放棄しなければならないってことだと。このへんは日本も一緒ですね。
そのあと、ハイストリート・ケンジントンへ。ランチの時に話題に出て勧められて行ったホール・フーズ(アメリカ資本のリッチ&オーガニックなスーパーマーケット。ロンドンにできてまだ日が浅いみたい)はおもしろい!! 下のフロアはグロッサリーが中心。ナッツ類の計り売りがあったり、こじゃれたチョコレート売り場があったり。1階(日本でいう2階)はフードコート。地階(日本でいう1階)は入ってすぐ右手にインストアベーカリー。奥に進むとチーズ室を擁したチーズコーナーや、10種類以上ものスープも並ぶ、洋モノはもちろんアジアや中近東までバラエティ豊かなテイクアウェイ(自分で容器に好きな量を入れるスタイル)など、買わなくても見てるだけでも楽しい。近いし、また来よっと。
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夕食はアールズコートのJのフラットと同じ建物の別のフラットに住んでいるEさんと。お互いに外食する気がせず、近所のレバノン料理のテイクアウェイを買ってきて食べる。質は賛否両論あるでしょうが、ロンドンは各国の料理、日本ではあまり食べられない中近東の料理も手軽に食べられるのがうれしい。しかもたいていの店でテイクアウェイ(イートインより安い)をやっていて、これは非常にありがたい。
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by ricoricex | 2007-12-16 19:52 | 旅の記憶