で、そのフランツ・フェルディナンドのファーストアルバムの一曲目が「Jacqueline」。これからショウが始まるといったワクワク感のあって、いいじゃない。音もルックスも、かっこいいちょっと手前、もっさい香りが漂ってる感じが、ヨーロッパ、たとえば、パリなんかでも人気あるんじゃないかなぁ、とぼんやり思う。
〜僕は生きている、生きている、確かに生きているんだ。でもチップスと自由のためだったら、僕は死ねるだろう〜
で、いちゃもんつける気はないんだけど、日本盤では、チップスはポテトチップスと対訳されているんですよー。これ、ポテトチップスじゃなくって、フライドポテトじゃないのかなぁ。もしかしたらフランツ・フェルディナンド側は本当にポテトチップスのつもりなのかもしれないけれど、通常チップスはイギリスでフライドポテトのことです。
で、さらに言えば、この手のことってすっごく多い。映画館で2度観ただけなのであまり自分の記憶に確証がないのですが、ケン・ローチの「Sweet Sixteen」の中でもスニーカー(Trainers)がトレーナー、セーター(Jumper)はジャンパーと訳されていて、ほかにもちらちら。英語がそんなによく分かっているわけでない私が気づくぐらいだから、この映画のこのシーンに限らず相当あるんじゃないのかしらん。
イギリスに限らず、国によってそれぞれの表現があると思うの。お願いです! こういう訳は、その国の言葉をちゃんと知っている人に担当してもらってください!