イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


by ricoricex
プロフィールを見る
画像一覧

英語でレシピを読む! ~工程 52:フランベする/炎を出す~


e0038047_00021496.jpg

このシリーズではここのところ、 “焼く”の英語表現を取り上げています。
今回ピックアップする言葉は、
flame/フレイム。

調理における工程としての言葉、というより、
“炎”“情熱”なんて意味で一般には知られているかな〜、と思います。
「エターナル・フレーム/Eternal Flame」(邦題:胸いっぱいの愛)なんて歌もありましたね〜。


この“flame/フレイム”という言葉、調理において“焼く”を意味する英単語のひとつとして登場するとは、すぐには考えにくいのではないでしょうか。私はそうでした。

では、“フランベ”では?
これだと、少しでもフランス料理に覚えがあれば、ふんふん、てなものかと。
そう、フレイムはフランス語のフランベ/flamberの英語表現なのです。
つまり、(仕上げに)炎で一気にブランデーなどのアルコール分を飛ばす、ときに使われます。

英語圏でも日常的にはともかくレストランなどでは、フランベ(された)/flambéという過去分詞でメニュー名などで、フランス語でそのまま登場することが多い。
英語のプロ用レシピでは、フランベ(された)/flambéを動詞として登場することもしばしば。
それぞれこんな感じです。

クリスマス・プディングをフランベする(flame the Christmas pudding)
e0038047_00022362.jpg


パイナップル・タルト・フランベ(pineapple tart flambé)
e0038047_00022743.jpg


フランベ用を余分に(plus extra to flambé)
e0038047_00023468.jpg



フレイムとフランベ、文字にするとflameとflamber、
文字にすると似ているといえば似ていますが、音で耳にする印象がまったく違うので、
私は同じことを意味する言葉、というのがピンときませんでした。
ラズベリー/raspberryとフランボワーズ/framboiseも、
私にとっては音の感触から想起されるものがまったく違う、という。

直接的な物質名詞は英語とフランス語は違うものが多く
(象徴的、観念的なものになればなるほど言葉が近くなるのと違って)、
アップル/appleとポム/pommeのように、
たいがいのものはそういうもんだ、と認識しているのですが、
一部違和感が拭いきれぬもの、そのひとつが“フレイム/flame”だったりします。


ともあれ、というわけで、
flame → フランベする/炎を出す
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 39:焼く(まとめ) ~ → http://ricorice.exblog.jp/25673195/
○英語でレシピを読む! ~工程 44:こんがり焼く~ → http://ricorice.exblog.jp/25797848/
○英語でレシピを読む! ~工程 45:焼き色がつくまで焼く~ → http://ricorice.exblog.jp/25821667/
○英語でレシピを読む! ~工程 50:焦がす~ → http://ricorice.exblog.jp/25936301/
○英語でレシピを読む! ~工程 51:(表面を)焦がす~ → http://ricorice.exblog.jp/25959979/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

プロフィール ・活動内容  ・著書
 (↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)

お仕事・講演などのご依頼は、
 chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!


by ricoricex | 2017-08-17 00:00 | 英語でレシピを読む!