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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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<イギリス菓子・レシピ> ストッティー・ケーキ【Stottie Cake】


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単にストッティー/Stottyとも呼ばれる、イングランドは東北地方の伝統的な食べ物。
ケーキというものの、これは明らかにパン。
日本でいうケーキは、甘いお菓子ですが、
英語での定義はちょっと違い、円型で平べったいものをケーキと呼んできました。
確かに、このストッティー・ケーキ、
円型で平べったい、というケーキの定義は満たしていて、通常直径30cm、高さ4cmほど。

ストッティー/Stottie、Stottyとはこの地方の言葉で、“弾む”を意味するbounceのこと。
そのとおり、がっちりと噛み応えのある食感が特徴です。
シンプルな材料で作る素朴なパンで、
油脂は入れたり入れなかったり。
当レシピではバターを使っていますが、ラードでも。

食べるときは、手で割るかナイフで切り分けて、
フィリングを詰めるのが一般的。
フィリングは、干しエンドウ豆をゆでてピュレにした、
これまたイングランド北東部名物の、ピーズ・プディング/Pease Puddingと相場が決まっていますが、
ローストした(余りの)肉でも、ベーコン&エッグでもよし。

イングランド北東部に起源のあるパンですが、
ベーカリーチェーンのグレッグス/Greggsや、
ウェイトローズ/Waitroseやモリソンズ/Morrisonsといったスーパーマーケットでも販売され、
伝統的な地域パンながら、全国区で見られます(今も、かな?)。

<材料(1個分)>
強力粉……250g+適量
インスタント・ドライイースト……小さじ1
塩……小さじ1/2
グラニュー糖……小さじ1/2
バター……15g
牛乳……75ml
水……75ml
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<作り方(調理:25分 発酵:1時間05分 オーブン:20分)>
下準備
*ボウルにバターを塗っておく。
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1. 強力粉と塩を合わせてふるう。インスタント・ドライイーストとグラニュー糖を混ぜる。鍋に牛乳と水を入れ、人肌程度に温める。
※牛乳と水は沸騰させない。
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2. 1の牛乳と水を火からおろし、バターを入れる。ときどき、ゆすって、バターをとかす。
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3. 1の粉類に1のインスタント・ドライイーストとグラニュー糖を合わせたものを加えて混ぜ、真ん中にくぼみを作る。
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4. 3のくぼみに、2を注ぐ。
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5. 生地をこねる。最初はべたべたするが、だんだんまとまってくる。
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6. 弾力が出てきて、なめらかになるまで、5〜8分こねる。
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7. 指で押してしっかり戻るようになったら、バターを塗っておいたボウルに移し、軽くラップをして、暖かい場所で45分、生地が約2.5倍になるまで発酵させる。
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8. 天板にクッキングシートを敷く。
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9. 7の生地をひとこね(ガス抜き)する。
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10. 作業台とのべ棒に強力粉をふるい、生地を直径25cm、高さ2.5cmほどの円形にのばす。
※ピザの台生地のようにする。
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11. 8のクッキングシートを敷いた天板に10の生地をおき、表面にフォークで軽く穴をあける。
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12. 大きいビニール袋に入れ、暖かい場所で20分発酵させる。
※ビニール袋にふわっと入れ、空気が入らないようにする。
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13. オーブンを200℃に温める。
14. 200℃のオーブンで約20分、表面に焼き色がつくまで焼く。
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15. 焼き上がったら網の上で冷ます。
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by ricoricex | 2017-08-06 00:00 | イギリス菓子・レシピ