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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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『ドイツパン大全』6月5日発売です!


『ドイツパン大全』6月5日発売です!_e0038047_00294835.jpg
ようやくお知らせできる運びとなりました。
ドイツパン大全』6月5日、ついにお目見えです!(エリア、書店により異なります)
タイトルにあるように、ドイツパンについて、種類や作り方、材料、食文化やトレンドなどをまとめた1冊です。
食べる、買う、作る、だけでなく、知るを求めている人に伝えたい!
その思いで始まり、その思いが詰まった1冊です。

監修、そして綴っていただいたのは、ドイツの食のプロの方。
本書において私は編集、つまり制作指揮、映画でいうと監督という立場です。


著者になっていただいた方に初めてお会いしたのは10年ほど前でしょうか。
ドイツのアスパラガスのプロモーション・イベントに、食専門誌の記者として出席したときでした。
このプロモーション・サイドにいらしたのが、『ドイツパン大全』の著者になっていただいた方です。
東京・六本木のホテルが会場で、ほかにたくさんの方もいらっしゃり、挨拶程度でした。

そのあと、食肉加工品の企画で動くことがあり、
当然ドイツはソーセージやハムで知られていて、輸入もされていますから、
あっ、と思い出しコンタクトをとりたかったのですが、
実はそのとき、その事務所が閉鎖してしまってまして。。。

何年か経ち、ご自身でドイツの食をプロモートする会社を始められ、
何がきっかけだったか忘れちゃったのですが、再びやりとりをするようになったある日のこと。
実際に食べてふれて、の堅苦しくないドイツパン・イベントを開催され、
そういえば知らないな、と思って参加しました。


これが衝撃でした。
種類が多い、とか、味わい深い、もそうだったのですが、
・きちんと体系立てられていて、大枠としては論理的にわかりやすく分類されている
・そこで知ったドイツのパンの食文化も非常におもしろかった!

私は、ワイン(&スピリッツ)の資格はWSETというイギリスに本部のある国際資格で学んだのですが、
こちらも体系立てられていて、
これって数学の公式のようなもので、こういう軸があると、客観的かつ俯瞰で見渡せるので、
圧倒的に理解が速いし、応用しやすい。

で、本が欲しいな、と思って調べると、こういうことをちゃんと扱った本がない。
えっ、なんで? 今お店もちょこちょこあるし、食べる機会もあるのに。えっ?
じゃあ、私がやる!作りたい!と企画を立てました。
監修&執筆は、もちろんその方にお願いしよう!と。

そうして企画をもって回るのですが、前例がないものってなかなか動かないんですよね〜
(このあたりの事情は、語り始めると長くなるので割愛)。
ようやく企画が通ったのが1年前。
ぜひに!と依頼したら、こういうのやりかたった!とご快諾。
こういう写真にしたいからあのカメラマンさんに
こういうデザインにしたいからあのデザイナーさんに
ともどもご快諾いただき、長丁場の制作期間を経て、
そうしてようやく発売にこぎ着けるにいたりました。


ドイツパン大全』は、B5サイズ(学校で使うノート)、224ページ、消費税入れて3000円以上と
なかなか大ぶりですし、内容が濃いので、気軽なタイプの本ではありません。
誰しもに買ってね!ではないのですが、
それでもやっぱりご購入いただけるとうれしいし、手にとってもらえるとありがたい、です。
アマゾンや楽天、実店舗でも予約可能です。ぜひ!



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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2017-05-26 12:00 | お知らせ