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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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イングリッシュワイン用ブドウ、今年だけで100万本植えられる


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当ブログでは、ひつこく、本当にひつこく、イングリッシュワインの啓蒙活動を行っていて(笑)、
その理由は味わい、もだけれど、活躍めざましく目が離せないことが大きい。
自分がいい!と確信したものがすくすくと育っている様子をみるのは、やっぱりうれしいですもんねぇ。
今回もそんなニュースをひとつ。

イングリッシュワインは急成長を遂げる農業分野としても注目を集めていて、
それを裏付けるように、今年2017年は100万本のワイン用ブドウが、新たに受けられます。
これは625エーカー(254万㎡)、200万ボトル、そして5000万円の売上げに換算。
植えられる主なエリアは、イングランド南東部、そしてイングランド東部のイースト・アングリアです。
ブドウ品種はシャルドネとピノ・ノワールが多く、スティルも造られるものの、イングリッシュワインの代名詞といえるスパークリングワイン用が見込まれています。

過去10年を振り返ってみても、ブドウ畑は年々拡大しており、過去10年で135%の増加、2000年と比較すると、実に3倍に増えています。
そして、100万本のブドウが植えられる今年2017年は過去最大の増加だとか。

これは、消費が拡大していることが最大の理由。
とはいえ、イングリッシュワインは、毎年がヴィンテージイヤーと称されるニューワールドなどに比べると、決して安いとはいえないのですが。それが証拠にイングリッシュワインの最大の販売元は、王室などアッパーからミドルクラスの人を顧客に抱える高級スーパーマーケットの“ウェイトローズ/Waitrose” です。
こういった方々にとって、自国のワインであるイングリッシュワインを選び、そして飲むのは、社会的関心が高いことを示すのに恰好であり、ある種のステイタスですから。
大半のイングリッシュワインはカジュアルな値段といいがたいのですが、それでも知名度が上がれば、一般の人もたまには試してみようか、という気分になるのかな、と感じます。

私はときどきイギリスのワイナリーを訪問します。たいがいは田舎にあるので、車を運転しない私は最寄駅からタクシーを利用します。
道中、ひと昔前は、ワイン?へぇ〜、住所どこ?な感じだったのに、今では、あ〜、あのワイナリーね〜。今、イギリスはワインが盛り上がっているからね〜、と話してくれたりします。
彼らが実際に飲んでいるかはどうかはおいておいて、この違い!
どこの国でもタクシーの運転手さんは世相をいち早くダイレクトに反映するわけで、
やっぱりイングリッシュワインは盛り上がっているんだなぁ、と感じずにはいられません。

なわけで、今回のニュースにも心躍る私です。
まあ、もっとも今年植えられたブドウを使ったワインが飲めるのは、少なくとも7〜8年後でしょうが。。。


2017年4月18日(火)に報道されたこのニュース、各メディアで以下のように伝えています。
内容は上記のとおりですが、ご参考までに。

One Million vines to be planted in UK this year
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/latest/one-million-vines-to-be-planted-in-uk-this-year/


UK to plant one million vines in 2017
https://www.thedrinksbusiness.com/2017/04/uk-to-plant-one-million-vines-in-2017/


UK wine industry to plant 1m vines as sector bubbles with confidence
https://www.theguardian.com/business/2017/apr/18/uk-wine-industry-to-plant-1m-vines-as-sector-bubbles-with-confidence


One million new vines to be planted in British sparkling wine boom
http://www.standard.co.uk/news/uk/one-million-new-vines-to-be-planted-in-british-sparkling-wine-boom-a3517431.html



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ウェイトローズが中国でイングリッシュワイン販売を開始! → http://ricorice.exblog.jp/25704744/
○ある国会議員の提案、「政府はイングリッシュワインにもっと注力すべし!」 → http://ricorice.exblog.jp/25623158/
○2017年のイングリッシュワインは、さらなる展開に期待大 → http://ricorice.exblog.jp/25136022/
○過去最大量のイギリスのスパークリングワイン、アメリカに輸出される → http://ricorice.exblog.jp/24646719/
○2016年夏は、イングリッシュワインにとって飛躍のシーズン → http://ricorice.exblog.jp/24622723/
○イギリスのスパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/23361253/




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by ricoricex | 2017-04-27 00:00 | イングリッシュワイン