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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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英語でレシピを読む! ~単位 12:ノブ~


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日本語のレシピって便利だなぁ、と思うのが、
“適量”という言葉が使えること。

たとえば炒め物などでフライパンに油をひくとき。
きっちり“大さじ1”とかって記す場合もあるけれど、
“適量”や“適宜”としているレシピもよくみます。
これは、フライパンの性格によって必要な量が変わってくるし、
テフロン加工のものではサラダ油が必要でなかったりもするから。

では、“適量”や“適宜”に該当する簡潔な英語の言葉は、というとないんですよね。
あとは、特に分量を記さない、というやり方か。。。

では、分量を表記する場合、どういう表現の仕方をするのか、というと、
例えばバターの場合。
野菜炒めみたいな料理はイギリスの典型的な料理にはないけれど、
スープを作ったりするときに、タマネギのスライスをバターでじっくり火を通す、
という作業はしょっちゅう発生します。
また、仕上げにバターを少量落とすことも少なくない。

そんなときのバターはレシピの分量でどう表記されているか、っていうと

バターを適量(a knob of butter)
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と、knobを伴い、直訳すれば“小さなかたまりほどのバター”という言い方をします。
バターを少し切り取ったかたまりの状態、といえばいいのかな。
なので具体的な量にすると大さじ1ないかな〜、ぐらいのイメージです。

多めに欲しいときは、largeを伴い、こうなります。
バターを多めの適量(a large knob of butter)
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e0038047_0424813.jpgところで、このknob、ノブと読み、
そうドアノブなどのノブと同じです。
ノブはほかにも木のコブなんて意味があり、
そこに共通しているのは、小さな出っ張り。

この連載で何度か言っているように
ある程度英語ができる段階にきたら、
英語を直接日本語の単語に置き換えるのではなく、
その言葉の持つ概念を知ろうとすること。
すると、言葉のイメージがぐっと広がり、理解も深くなります。


というわけで、
knob → 小さなかたまり(の適量)
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 02:バター~ → http://ricorice.exblog.jp/23631569/
○英語でレシピを読む! ~単位 01:大さじ小さじ~ → http://ricorice.exblog.jp/23158480/
○英語でレシピを読む! ~単位 06:山盛り~ → http://ricorice.exblog.jp/23902472/
○英語でレシピを読む! ~単位 07:ひとつかみ~ → http://ricorice.exblog.jp/23933872/
○英語でレシピを読む! ~工程 27:一口大~ → http://ricorice.exblog.jp/24593454/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2017-01-25 00:00 | 英語でレシピを読む!