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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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<イギリス料理・レシピ> コテージ・パイ【Cottage Pie】


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私が大好きなイギリス料理にシェパーズ・パイがあります。
シェパーズ・パイは調理した羊の肉(ミートソースのようなもの)にマッシュポテトをのせて焼いた料理。
羊の肉ならではの匂いが食欲をそそるんです。
このときの羊肉、ラムでもマトンでも。
私はマトンの方が好みです。

もともとはローストの残りの再利用の形で作られていたシェパーズ・パイ。
なので、カジュアルな料理なのですが、
日本で作るとなると羊肉の入手が困難。

そこで登場するのが、コテージ・パイです。
コテージ・パイは、羊肉ではなく牛肉を使ったもの。
シェパーズ・パイ同様、もともとはローストした牛肉の残りを使っていました。
このレシピでは挽き肉を使っていますが、細かく切った牛肉でもよし。
それは好き好きで。
ただし、いずれにしろ肉質は脂身の少ない、リーンな肉が向いています。
同様にここでは上にのせるジャガイモはマッシュポテトを使っていますが、
小さなダイス状に切ってのせてもよし。
やわらかい食感か、多少食感があるのがいいか、これは好みです。

コテージ・パイとシェパーズ・パイは使う肉が違う兄弟のような関係ですが、
コテージ・パイの方が歴史は古いようです。
シェパーズ・パイが登場するのは1870年代。
挽き肉器が登場したことが大きかったようで、
作り手によって、挽き肉と細かく切った肉を使うレシピとがあるのはそのためです。

一説には、シェパーズ・パイという言葉が登場するまでは、
牛肉だろうが羊肉だろうがコテージ・パイと呼ばれていたとか。

<材料(4人分)>
牛挽き肉……約350g
タマネギ……1/2個
ニンニク……1片
ニンジン……1本
セロリ……1本
チョップドトマト缶……1缶(正味250g)
オリーブオイル……大さじ1
ウスターソース……大さじ1
固形ブイヨン……1個
塩……小さじ1/2+適量
水……100ml
ローリエ……1枚
ジャガイモ……約500g
バター……25g
水……100ml
コショウ……適量
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<作り方(調理:1時間20分 オーブン:30分)>
下準備
*耐熱皿にバターを塗っておく。
*オーブンを200℃に温めておく。
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1. タマネギは粗みじん切りに、ニンニクはつぶしてみじん切りにする。ニンジンとセロリは5mm程度角に小さく切る。
※セロリを切りながら、筋をとる。
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2. 鍋にオリーブオイル、1のタマネギとニンニクのみじん切りを入れ、弱火でやわらかくなるまで炒める。
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3. 2に牛挽き肉、1の小さく切ったニンジンとセロリを入れ、ほぐしながら炒める。
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4. 3の肉の色が茶色に変わったら、チョップドトマトを汁ごと、ウスターソース、固形ブイヨン、塩小さじ1/2、ローリエを入れる。
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5. 水を加え、とろ火で30分煮る。
※4のトマト缶に水を注いでから鍋に入れ、缶に余ったトマトもきれいに使う。
※ときどきかき混ぜる。
※なるべく水分をとばす。
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6. 鍋に水と塩を少量入れて、沸騰させる。
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7. ジャガイモは皮をむき、一口大(2〜3cm程度)の角切りにする。
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8. 6のお湯が沸いたら、7のジャガイモを入れ、8〜10分ゆでる。
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9. ジャガイモがゆで上がったら、お湯を切り、鍋に戻す。
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10. 9にバター、牛乳、塩・コショウを加え、熱いうちにつぶす。
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11. 5のローリエを外す。
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12. 準備しておいた耐熱皿に11を入れ、表面を平らにならし、10のつぶしたジャガイモで覆う。
※覆い終わったら、フォークなどで模様をつけると焼き上がりがきれい。
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13. 200℃のオーブンで、表面がきつね色に色づくまで約30分焼く。
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by ricoricex | 2016-02-07 00:00 | イギリス料理・レシピ