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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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アフターエイトは初めて知った大人のミントチョコレート


それまで、チョコレートとミントの取り合わせは得意ではありませんでした。
でも、四半世紀以上前に、チョコレートとミントの取り合わせにも、好きなものがあることに気づきました。

ひとつは、東京・広尾(今は白金台、って言った方がいいのかな?)のエリカ・ショコラティエミント
チョコレートとミントチョコレートの2層仕立てになっていて、葉っぱをあしらった見た目もかわいい。
お店のテーマカラーもミントグリーンですが、甘くなり過ぎず。
今でこそ少なくないショコラティエ、チョコレート専門店の草分けのひとつで、当時は大学生だったこともあり、ぐっと大人になった気分を味わったものでした。


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もうひとつ、チョコレートとミントの取り合わせで気に入ったのは、アフターエイト/After Eight
最初、パッケージに魅かれたんですよね。市販のチョコレートだけれど、子ども向けじゃない大人な感じで。
食べてみたら、味もそうだった。
きりっとしていて、キレもいい。そこにすっとした甘さもあるんだけれど、ふわっとしいなくって、余計なものをそぎ落としている感じが、それまでのチョコレートと一線を画していたんです。

記憶が正しければ、東京・青山の紀ノ国屋で買っていた、と思います(というのも、そうはいっても通常のスーパーマーケットなどで売っている国産チョコレートに比べると高いわけで、頻繁に購入していたわけではないから)。

当時の紀ノ国屋は今と違って、表参道の駅を出て外苑前方面に歩いて右側の2階建ての建物でした。
今ほど、輸入食材を扱う店がなかった時代、ソニー・プラザ(現プラザ)にも輸入菓子はあったんだけれど、いつも女子高生&大学生で混んでるからあんまり寄り付かなかったんですよねぇ(ソニー・プラザでアフターエイトを扱っていたかどうかは不明)。
大学生だっら私はたいがい、お菓子は紀ノ国屋、食材は東京・下北沢のカルディコーヒーファーム(以下、カルディ)で調達していました。
(補足:紀ノ国屋もカルディも今ほど店舗がなかったんですよ)


アフターエイトは、1962年にイギリスで生まれたチョコレート菓子。
ややねっとりした、砂糖を水で練った感じといえば想像しやすいでしょうか、ミントクリームを薄いダークチョコレートではさんだもので、ひとつひとつ、黒い薄紙で個包装されています。

現在、メーカーはネスレ/Nestle、ですが、もとはローンツリー/Rowntreeと呼ばれる会社で作っていました。なんせM&Aが激しいですからねぇ。

ほかのロングセラー商品同様、パッケージデザインなどマイナーチェンジを経て今にいたっていますが、アフターエイトはチョコレートも変えています。
昔は乳製品を一切加えていなかったものの、2000年代に入り、乳脂肪を加えるようになったとか。
とはいえ、甘いとかやさしいとか、ではなく、きりっと端整なチョコレートです。

私はコーヒーを濃い目におとして、それこそ、アフターエイト、夕食後に食べますが、飲めればウィスキーと合わせてもいいんだろーなーと思います。


このアフターエイト、昨年2015年12月、イギリス雑貨店「PISKEY VINTAGE(ピスキーヴィンテージ)」(福岡市薬院)さんのイベント「英国の小さなクリスマス市」に参加した際、店内で販売されているのを見て、うれしくなって買っちゃいました。
1枚2枚とついつい食べ過ぎてしまうのが難ですが(私だけ?)、しばらくの間、ゆったりとした気持ちでアフターエイトを過ごすことができました。


それにしても、先日の記事“何を聞いても何かを思い出す”然り、“1カ月遅れのクリスマスプレゼント”然り、味覚と音はタイムマシーンですねぇ。
一瞬にして、その時代の風景がまざまざと眼前に広がります。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○チョコレート! チョコレート! チョコレート! → http://ricorice.exblog.jp/21663835/
○イギリス人はチョコレートがお好き →http://ricorice.exblog.jp/19663452/
○英国の小さなクリスマス市、終了! ありがとうございました! → http://ricorice.exblog.jp/23985615/
○何を聞いても何かを思い出す → http://ricorice.exblog.jp/24059440/
○1カ月遅れのクリスマスプレゼント → http://ricorice.exblog.jp/24079459/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2016-02-01 00:00 | お菓子