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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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イギリスのスパークリングワイン


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暑いですね〜。
こんなときは、ワインであれば、圧倒的にスパークリングワインが飲みたくなりますよね〜。

量こそまだ多いとは言えないものの、イギリスでのワイン造りは年々盛んになっており、その質の高さは国際的にも高い評価を得ています。
どんなワインが造られているかというと、白、赤、ロゼ、そしてスパークリングワイン。そう、一般的ワインはひととおり造られています。

少しずつ認知度が上がって来たとはいえ、正直、まだまだ日本ではメジャーとはいえないのが、日本でのイングリッシュワインの状況。
扱っているお店や飲食店も少ないですし。
そんな中、イギリスのワインに巡り合う機会があれば、あるいは現地で、そしてそれが初めてのイングリッシュワインであれば、断言します、まずはスパークリングワインを選んでください。

なぜかって? 一言で言うと、イギリスのスパークリングワインは非常に質が高いから。
イギリスのワインが国際的にも大きな評価を得るきっかけになったのは、1990年代後半。世界最大のワイン・コンペティションでのこと。
このコンペティションでイギリスのスパークリングワインが賞を受賞したことをきっかけに、優良ワイナリーのスパークリングワインが次々とこの流れにのり、イギリスのスパークリングワインが世界の表舞台へと出るようになりました。
そして白ワインや赤ワインも注目されるようになったのです。

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上質なスパークリングワインといえば、フランスのシャンパン(シャンパーニュ)と思われる方も多いでしょう。
確かに。
日本ではシャンパンと呼ばれることの多い、シャンパーニュ。シャンパーニュとはフランスの地域の名前で、ここで造られる発泡性ワインがシャンパーニュと呼ばれているのです(細かい定義は、ここでは割愛)。

このスパークリングワインの銘醸地と、イギリスでワインが造られているエリアとでは、地質が非常に似ており、気候も然り。
イギリスのワイン醸造エリアが、スパークリングワインに適した環境なのです。
そして、造り方もシャンパーニュと同じ製法です(スパークリングワインの造り方はいくつかの方法があります)。
イギリスのスパークリングワインに使うブドウ品種もシャンパーニュと同じものを使ったりしますから、高品質なものができるのは、当然とも言えるのです。

加えて、イギリスのスパークリングワインの場合は、細かい規定のあるフランスのシャンパーニュと違って、セイヴァル・ブラン、バフース(バッカス)といった、シャンパーニュでは使えない品種を使ってワインを造ることも可能。
ですので、その味わいはワイナリーによって、またひとつのワイナリーでも造るスパークリングワインの種類によって幅があり、多彩な表情が楽しめますよ。


ところで、スパークリングワイン、イギリスをはじめ英語圏のレストランでは、bubble/bubbly、fizz/fizzyなんて、表記していることがあります。
bubble(bubblyはbubbleの形容詞)とは、そう、泡。日本でもスパークリングワインのことを“泡もの”と呼んだりしますよね、それと同じです。
一方、fizz(fizzyはfizzの形容詞)はしゅわしゅわという音や発泡性の飲み物のこと。
たとえばバックス・フィズ
スパークリングワインや炭酸水など発泡性飲料を使うカクテルを“○○・フィズ”と呼ぶのはそのためです。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○The Independentが選ぶイギリスのスパークリングワイン・ベスト14 → http://ricorice.exblog.jp/23197247/
○ところで、イングリッシュワインって何? → http://ricorice.exblog.jp/22889149/
○イングリッシュワインの歴史 → http://ricorice.exblog.jp/22925146/
○イングリッシュワインを楽しむ5つの方法 → http://ricorice.exblog.jp/22074269/
○英王室とイングリッシュワイン → http://ricorice.exblog.jp/22969516/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ライター/アドバイザー”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2015-07-04 00:00 | イングリッシュワイン