ふわふわのスポンジ生地に生クリームとイチゴを合わせたものを
ぱっと思い浮かべますが、
イギリスもしくはアメリカでショートケーキというと
スコーンのような生地を使ったもの。
スコーンよりはやややわらかく、ふっくらとしたものです。
ショートというのは、ショートブレッドを思い出すとわかりやすく、
サクサクしているという意味があります。
なので、ショートケーキと言っても、
日本のスポンジケーキのようなふわふわではなく、
歯切れのよいさっくりした生地なのです。
ただし、このショートケーキには諸説あり、
焼く時間が短くて済むことからショートとなったという説も。
どっちがいい悪いではなく、
日本のショートケーキも英米のショートケーキもそれぞれのよさがあります。
たまには気分を変えて、英米のショートケーキを楽しんでみてはいかがでしょう。
<材料(直径7cmのセルクル6個分)>
〜〜ショートケーキ〜〜
薄力粉……225g+適量
ベーキングパウダー……大さじ1
バター……50g
グラニュー糖……25g
卵……1個
牛乳……75ml+適量
生クリーム……200ml
粉糖……大さじ1
イチゴ……150g
<作り方(調理:50分 オーブン: 10分)>
*天板にクッキングシートを敷いておく。
*オーブンを220℃に温めておく。
1. ショートケーキを作る。薄力粉、ベーキングパウダーと塩を合わせて、2〜3度ふるう。バターを適当な大きさ(3cm角より小さいとよい)にカットする。卵をときほぐし、牛乳と合わせる。
2. フードプロセッサーに1の粉類とバターを入れ、そぼろ状になるまで回す。
※フードプロセッサーが小さい場合は、適度な量の粉類とバターを回し、その後でフードプロセッサーに入らなかった粉類と合わせる。
3. 2をボウルにあけ、グラニュー糖を加えて混ぜ、真ん中にくぼみを作る。
4. 3のくぼみに、1のときほぐした卵と牛乳を注ぐ。
5. ナイフでざっくり混ぜたら、手で生地をひとつにまとめる。
6. 作業台とのべ棒に薄力粉をふるい、5の生地を1.5cm程度の厚さにのばす。
7. 直径7cmのセルクルで抜き、ショートケーキを6つ作り、準備しておいた天板に並べる。
※余った生地はこねすぎないようまとめて、セルクルで抜く。最後の一個は、セルクルに余った生地を入れ表面をならせばちょうど6個とれる。
8. 表面に牛乳を塗り、220℃のオーブンで10分、表面がきつね色になり、よく膨らむまで焼く。
9. 焼き上がったら網の上で冷ます。
10. イチゴはヘタをとり、食べやすい大きさに切る。
※小さいものなら1/2、大きいイチゴであれば1/4程度に切る。
11. 生クリームに粉糖を加え、軽く角が立つまで泡立てる。
12. 9の焼き上がったショートケーキが充分に冷めたら、横半分に割る。
13. 半分に割ったショートケーキの底部に11の生クリーム1/6量をおき、10のイチゴ1/6量をおき、半分に割ったショートケーキの上部をおいて、はさむ。
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