フェレロ社はヌテラをはじめ、フェレロ・ロシェ、キンダーエッグなど、名前だけきいても???かもしれませんが、見れば、ああ、あれね!といったおなじみのチョコレート製品をいろいろ作っている会社で、先代が第二次世界大戦後始めました。
イギリスのメディアもこのニューズを取り上げ、以下のように報道されました(主だったもののみ)。
Italy's richest man, Nutella billionaire Ferrero dies
http://www.bbc.com/news/business-31477547
Michele Ferrero, Italy's richest man and owner of Nutella brand, dies aged 89
http://www.theguardian.com/world/2015/feb/14/michele-ferrero-owner-of-nutella-and-italys-richest-man-dies-aged-89
私がヌテラに初めて出合ったのは、働き始めて間もない頃。
当時、一緒に働いていた方のおひとりが高校時代にフランスに留学していた人で、これ、おいしいよ、と言ってくれたのがヌテラだったのです。
そうして食べたら、すっかり虜に!
トーストに塗るのがベストで、ほかのパンにはあんまり合わないというのが私の結論。一番好きなのは、そのままなめること!
ただですね、おそろしいことに、これ食べ始めたら止まらないので、なるべく接触しないようにしています。
数年前、ポンドがユーロに対して弱くなったときに、ヨーロッパから今まで以上にたくさんの人がイギリスにやって来て、まあ、それだけが要因ではありませんが、フランスやイタリアなどのカジュアル路線のもの、つまり日常的なものが随分と見られるようになり、ヌテラのクレープ屋台もそのひとつ。
さらにもっと前、イギリスで貧乏学生をしていたころ、夜付け合わせにトーストを食べるときに、今日はおいしいデザート付き、とトーストを1枚残しておいて、ヌテラを塗って食べたものでした(私の場合、ヌテラ・オン・トーストは朝食に食べることはなく、おやつかデザートだなぁ)。
確か2000年頃、イギリスやフランスで売っていたヌテラは上部がすぼまったタイプではなく、円錐をカットしたようなシンプルな容れ物だったような(そしてちょっとカッティングが施してあった気が。。。)。ふたもくるくる回すタイプではなく、ゴム素材ですとんをはめるタイプだった記憶が。。。
もちろんヌテラはイギリスでもポピュラーな食べ物で、この手のチョコスプレッドは、スーパーマーケットのPB商品などでも見られます。
昨年、2014年秋、イギリス滞在中、デパートのセルフリッジに立ち寄ったら、“オリジナルヌテラ作れます!”なんてイベントが。要はラベルに自分の名前など好きな名称をつけられますよ、ってものですが。
プレゼントにいいアイディアだなぁと思いました。ヌテラ好きにはたまらなかったでしょうね!
PERSONALISED NUTELLA AVAILABLE IN STORE
http://www.selfridges.com/content/article/personalised-nutella-available-store
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