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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

トルコライス@ツル茶ん


トルコライス@ツル茶ん_e0038047_2012583.jpg2月16日(土)、シュガーロード/長崎街道研究で長崎に出かけました。
(今までの内容については、当ブログ内、「九州の味」のカテゴリー http://ricorice.exblog.jp/i26/にて、“シュガーロード”とタイトルがついたものをご覧ください)
長崎はシュガーロード/長崎街道の終点であり、お菓子を調査するのに欠かせないところ。
あまりに調べることが多いのですが、
この日は、ちょうど旧正月のお祭り、長崎ランタンフェスティバルの時期で、
新春のお菓子、桃カステラが出回るときでもあるので、これをメインのテーマとして回りました。
肝心の桃カステラについて、後日レポートします。

トルコライス@ツル茶ん_e0038047_2022735.jpgトルコライス@ツル茶ん_e0038047_2023893.jpg朝10時頃、長崎に到着し、お店を数軒回ったあと、いざ、ランチ。
うろうろしていてたどり着いた場所は、ツル茶ん。
ご当地グルメ、トルコライスで有名です。
トルコライスのバリエーションはいくつかありましたが、
ここは王道の「トルコライス」をオーダー。980円。

初めて食べたのですが、不思議な食べ物です。
ピラフ(ツル茶んは白ごはんだった気がする)、サラダ、ナポリタンの上にトンカツがのり、
そこにカレー風味のソースがかかっています。
ひとつひとつはとてもチープな味。
とてもいい素材を使っているとは思えません(笑)。
学食を喫茶店風にしたというか、お子様ランチの大人版というか。
なので、非常に正しいB級グルメといえるでしょう。

お店は奥行きが広く、さらに2階席もあり、たくさんの人を収容できますが、
それにしても次から次へとお客さんがやって来ること!
いわゆる洋食屋でもないし、こういったお店が存在し愛されていることが驚きです。

ちなみに、トルコライス。
その名前の由来ははっきりせず、トルコを起源とする説、トルコ架け橋説などさまざま。
起源も長崎とはいわれているようですが、確かではないようです。
謎がいっぱいの食べ物です。

sat 16/02/13


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by ricoricex | 2013-02-22 20:06 | 九州の味