はっきり言って、よほどの甘党の方以外にはおすすめしません。
甘党のイギリス人でさえ、甘いと思っているようで、でも、彼らは大好き。
comfort foodのひとつです。
このプディング、私も大好き、なのですが、一口ごとに、あ〜デブになる〜と思っちゃうんです。
その名が示すとおり、スティッキーなトフィー・ソースをかけて食べます。
ソースを作るときは、ちょっと面倒ですが、でもさほど時間がかかるわけではないので、
手を休めず、かき混ぜ続けてください。
プディング自体は冷めたものでも温かくてもOK(私は温かいほうが好き)ですが、
ソースだけは温かいものを。
このソース、冷めると固まるので、その場合は、鍋や電子レンジで温め直してください。
ただし、火にかけ過ぎるとかたくなるので注意を。
このレシピではソースに牛乳を使いましたが、あれば生クリーム(シングルクリーム)がベター。
生クリームの場合は分量はやや少なめに、大さじ1 1/2程度使ってみてください。
最後に生クリームはかけなくてもよいのですが、かけるとよりおいしい。
イギリスではシングルクリームを使います。
プディングに入れるレーズンは本来デーツ(ナツメヤシ)を使いますが、
入手しやすいレーズンを使用しました。
もしデーツを使うならば、粗く刻んで使います。
レーズンはほかのドライフルーツでもよいようです。
何かしらのドライフルーツが入らないと、プディングにしっとり感が出ないようです。
イギリスのレシピだと、1人分がこのレシピの倍ぐらい。
でも、どう考えても、それだと多すぎます。このレシピの量でも多いかもしれません。
オーブンで焼いたり蒸したりしますが、電子レンジでもできます。
時間もかからず、これが一番簡単だと思います。
ただしでき上がる時間は電子レンジによって違います。
生の状態でなくなることを確認できる透明な器を使うことをおすすめします。
あらかじめ人数分の小さな器に入れて作ってもよいでしょう。
この場合、電子レンジにかける時間は短めに。
<材料(4人分)>
レーズン……60g
バター……60g
三温糖……60g
薄力粉……60g
卵……1個
湯……50ml
紅茶(ティーバッグ)……1個
ベーキングパウダー……小さじ1/2
〜〜ソース〜〜
バター……30g
三温糖……50g
牛乳……大さじ2
生クリーム……適量
<作り方(調理:1時間)>
下準備
*バターを室温でやわらかくしておく。
1. 器にレーズンと紅茶(ティーバッグ)を入れ、お湯を注ぎ、約15分浸す。
2. 1の浸している間に、薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、2〜3度ふるう。卵をときほぐす。500ml以上入る耐熱器にバターを塗る。
3. バターと三温糖をかき混ぜる。卵を3回に分けて入れ、スムーズになるまで混ぜる。
4. 2の薄力粉とベーキングパウダーを入れてざっくり混ぜる。
※粉っぽさが残っていてOK。あくまでざっくり。通常、木ベラを使うのですが、私は泡立て器で全体をかき回すようにぐるっと一回転させて混ぜています。
5. 1を、ティーバッグを外し、レーズンと紅茶を水分ごと入れて混ぜる。このときポタッと落ち、とろみのある生地であればOK。
※この場合も私は泡立て器をそのまま使います。手早く全体をささっと混ぜておしまい。
<続きはこちら → → https://ricorice.exblog.jp/19690631/>
(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。
・プロフィール ・活動内容 ・著書
(↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)
・お仕事・講演などのご依頼は、
chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!