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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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ジャーマンベーカリー


2012年10月23日、シュガーロード探訪で訪ねた直方。
主題の「成金饅頭」に加えて、行きたかったお店があります。
それが「ジャーマンベーカリー」。
シュークリームで知られる喫茶店で、
名前は知っていたものの訪ねたことがなかったので、初訪問となりました。

JR直方駅からのびるアーケード街の中に店はあります。
創業は昭和7(1932)年。当時のまま、というわけではありませんが、
それでも相当年数がたったレトロな趣。
低めのテーブルやソファ、トイレへと続く扉など、
昭和レトロカフェとは違う、本物の昭和がここに。
(ひと昔前は、廃れた感じだったようですが、
 近年SNSなどで話題にあがったりで、きれいになったそう)
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いただいたのはコーヒーセット。
シュークリームとエクレア各1個とコーヒーがセットになったものです。
シュークリームとはいうものの、シュー(=キャベツ)の形ではなく、
生地は細長く絞ってあります。
いわばエクレア(よりはやや太い?)の形で、
もうひとつの商品、エクレアとの違いは表面にチョコレートをコーティングしているかいないか。
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このシュークリーム、懐かしい、というか、まっとうな日本のシュークリームといった味わいです。
家庭で作ったような味わい(でも実際に家庭ではこうは作れない)。
その要はカスタードクリーム。現在よくあるゆるいタイプではなく、
いかにも卵黄を使ったしっかりとした味わい。こっくりとしてまろやかです。
そんなカスタードクリームがたっぷり入っています。
とはいえ、濃厚で主張が強い、ということではないので、ペロリと食べられる。
皮は薄め、パリッと焼いたタイプではなく、やや引きがある。
このあたりも現在のシュークリームとは一線を画します。
ものすごくおいしい、というわけではないけれど、
結局はこういうものに戻るんだなぁと感じる落ち着く味。
濃いめに淹れたコーヒーによく合います。
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e0038047_185646.jpgシュークリーム&エクレアは持ち帰りもでき、保冷バックも販売。
それだけ、持ち帰りで利用する人も多いってことでしょう。
営業時間は10:00〜15:00とありますが、シュークリームがなくなり次第閉店。
その通り、閉店時間前には完売のため、閉まっていたのでした。

tue 23/10/12



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by ricoricex | 2012-10-27 18:58 | 九州の味