そして、ちょうどイースターのときにリュベロン地方(ピーター・メイルによって描かれたプロヴァンスはこのへん)を回っていて、例によって宿をとらずに行ったら、ツーリスト・インフォメーションはないわ(開いてなかったのかなぁ)、宿はどこも満室だわ。あのね、フランス人がこぞってホリディに出かけるイースターなのよ、特にリュベロン地方は人気が高くって、でも小さい村だから部屋のキャパがなくって、予約しないて来るって、まぁ、と呆れられてしまう。ついに野宿かぁ、と思っていたら、ある自炊タイプのドミトリーのようなところで、ちょっと待って、と。ん?と思いきや、結婚式に参加するために、親戚一堂がここの宿を使うらしい。おバカなジャポネーゼが宿もとらずに来ちゃって。。。寝るスペースを提供してもらえるかしら? 快諾してくれ、しかもベッドを使わせてもらった(で、自分たちは雑魚寝)。自炊するところだったので、食べるものもないのよ、ねと聞かれ、ない、と答えると、スパゲッティとトマト缶とソーセージ缶と調味料一式、バゲットももらう。 いやー、助かった! スペースを空けてくれた人たち、宿のおかみさんに感謝!(しかも精算のときに食材費は受け取らず、宿泊代だけでOK、と)
次の日、別の村に移動、だが、前の日の反省をふまえて、トラベルガイドをみて、予約の電話からスタート。幸いにも、すぐに、たった今キャンセルが出た、という宿に当たり、すぐに予約。この宿が、またよかったなぁ。
私のイースターの思い出は、このフランスの宿の記憶。よくフランス人は冷たい、とか言われるけれど、私の場合は、こんな調子で、いつもいつも親切にしてもらってる(まあ、フランスだけじゃないけど)。1:30就寝。