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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

1日目<2010年10月29日(金)>


10月29日(金)〜11月14日(日)<日本時間は11月15日(月)>までイギリスに行ってきました。そのときの様子を少しずつアップしていきたいと思います。

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今日から2週間ちょい、イギリスです。丸3年ぶり。
最初の数日はジャージー島、その後ロンドンに戻りがてらワイナリーをいくつか訪問。あとはロンドンでちょろちょろ動く予定です。
体調を崩して、その原因がしばらく分からなかったために大事をとったり、なかなかタイミングが合わなかったりで、ブランクができてしまいました。

飛行機は全日空。前回も全日空だったのですが、う〜む、機内食にがっかり。ちょっとお金を出せばスナックが食べられるんですけどね。
機内食って、私、比較的好きなんですよ。味云々より、あのコンパクト感とか好きで。
でも、3年前と比較してもあまりにも悪くなったなぁ。景気がよくないから致し方ないのかもしれませんが。
(このときは、しょうがないなぁ、ぐらいだったのですが、この約1カ月後に乗った某航空会社のあまりの食事の悪さに激怒しそうになりました。ひどかったのがデザートのアイスクリームですといって渡された代物! 砂糖水を凍らせフレイバーを加えただけの、アイスクリームのかけらもないもの! さらに食後にティーやコーヒーをサーヴしにこなかった。カップはちゃんと配られているのに。定刻率ナンバーワンだそうですが、今までもよい印象がなかったこの航空会社、自ら乗ることはもう二度とないでしょう。)
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天気もよく、窓からの景色もバッチリ。タワーブリッジ、ガーキン、ロンドンアイがしっかり見える〜。あ〜、バターシー発電所を撮り損ねた!
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入国審査は、厳しくはなかったんだけれど、前回6週間滞在したというのが目にとまったらしく、いくつか質問。今回は2週間ほどなの?とも訊かれる。何週間も休みをとるのはなかなか大変でね、と言うと、あ〜、聞いたことあるわ〜、日本だと2週間の休暇でも長いんでしょ? そうねぇ〜、などといいながら無事入国。
ヒースローにはJが迎えに来てくれて車で市内へ。途中、大きな広告看板でTake Thatのコンサート告知が。そういえばロビー・ウイリアムズが復帰したんだよね〜。
Jのフラット自体はアールズコートにあるのですが、ここはスタディとして使っていて住居はサウス・ケンジントン(V&Aやナチュラルヒストリーミュージアムのあるあたり)。通常はアールズ・コートに泊まらせてもらうのだけれど、今回はJの奥さんVの提案で、こっちにすれば〜、ということで、拠点はサウス・ケンジントンに。

Vも出かけるし、食べるものがないから買い出しに行こう、とJ。近くの大きいセインズベリーへ。行きの車の中で、「フィッシュ&チップスにしよう。The Britishでいいんじゃない」と。フィッシュ&チップスはいいんだけれど、店入ってないよね〜。レディミールってこと?と訊くと、そう、と。
ここが私が日本人ゆえなのですが、レディミールは電子レンジでチンするとばかり思っているわけで、え〜、電子レンジなんかに回したら、べちゃべちゃになるんじゃないの〜?と言うと、何言ってるの?オーブンで温めるさ〜ということで、ならばと。
ついでにフードマガジンやbritaのカートリッジなどもすかさず購入。
スーパーマーケットは楽しい。いろいろじっくり見て回る。肉や乳製品の種類がやっぱり多いのよね〜。同じレディミールでも内容によって価格の差がけっこうあったり。ワイン売り場は、やっぱりニューワールドが多いけど、同じワイナリーでも日本と入って来ているものが違うなと思ったり。っと気づけば1時間ぐらい滞在している!
前回、現地で買ったpay as you goスタイルの携帯電話を持ってきたはいいが使えないことが判明し、じゃあ、買おうと思いきや、セインズベリーにはない! あれ〜、前はいろんなところで売っていたような気がするんだけどな、とJ。私も同じ記憶。店員さんに訊いても、あ〜、ちょっと前においていたけど、今はおいてないの〜とのこと。
明日、文房具屋をのぞこう(イギリスの場合、文房具屋というと語弊があり、オフィス用品に必要なものを売っている店なので、プリンターなども売っています。台所用品の店も同様で、電気ケトルやトースターなどの家電から焼き型、調理器具などを売っています)、となり帰宅。

フラットに戻ってフィッシュ&チップスを温めている間に、メールをチェック。
えっ、うそ、うれし〜。Breaky bottomというワイナリーから返事が! このワイナリー、訪問はOKだけど事前連絡要とのことで、さかのぼること数週間前、メールを入れたけれどレスなし。で、電話をすると、ワインメーカーの奥様がお出になり、う〜ん、主人じゃないと分からないから、悪いけどもう一度メールを入れてください、と言われ再度メールをしたのが10日ほど前。レスが来なかったので、すっかり諦めていたところに、OKの返事。お礼と訪問する日時を返信。
次の日はジャージー島に行くのですが、ガトウィックまでの行き方を把握してないので、ネットでチェック。あら、意外と近いじゃない。まずはひと安心。
そうしているうちに、フィッシュ&チップスができ上がる。

う、うま〜い! カリカリッ、サクサクッとした衣とほくほくの白身魚。チップスもおいしい。
もしかしたらヘタな店で食べるよりよっぽどいいかも。
やっぱりレディミールは侮れない! 温野菜もおいしいな。
(スチーム、ロースト、とシンプルに火を通した野菜が私は大好物なのです。)
私はバシャバシャとモルトヴィネガーをかけ、Jはイングリッシュ・マスタードでいただきました。
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次の日からジャージー島へ小旅行なので、そのための荷物の詰め替えをし、24時頃就寝。



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by ricoricex | 2011-01-07 20:23 | 旅の記憶