ゴールデンシロップというものがあります。
形状はハチミツに近いけれど、これはサトウキビから作られる糖蜜。
その昔、砂糖は高価だったので、
このゴールデンシロップが流通したのだとか。
ゴールデンシロップはマーマイト同様、廃物利用から生まれた調味料。
砂糖の精製過程に廃棄される甘い液を、
商品として売り始めたのが始まりだそうです。
ゴールデンシロップは、甘くコクがあります。
加えて、クセがないのが大きな特徴です。
一時期はまって、朝食に使っていました。
ウイータビックス(シリアルのかたまり)に温めた牛乳(あまり熱くし過ぎない)を注ぎ、
ゴールデンシロップをかけて食べるというもの。
ウイータビックスの牛乳を吸ってふにゃっとしたところと、まだパリッとしたところ、
それにコクのある甘さのゴールデンシロップがよかった。
この豪華版としては、輪切りにしたバナナを入れる、なんてこともしていました。
先日、あるパティシエさんが、
お菓子の材料にゴールデンシロップを使うときいて、びっくりしたのです。
テーマは別のところにあったので、そこに突っ込む余裕はなかったのですが、
確かにゴールデンシロップは魅力的な甘味料じゃないかしら。
プロと一緒にしてはいけないけれど、
フラップジャックも本当はゴールデンシロップで作りたいところではあります。
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