よくあるのは芯をくり抜き、
グラニュー糖、バター、シナモンなどを詰めるもので、
それはそれでおいしいのですが、
1個丸々はそれなりに量があるし、
もう少しやわらかい味のものがあってもいいかなと思い、
リンゴを12等分し、レモン風味にしました。
リンゴは、イギリスやアイルランドでは
大きくクッキングアップルとデザートアップル(イーティングアップル)に
大別され、
前者は調理して食べる酸味の強いリンゴ、
後者は生のまま食べるリンゴ。
日本では、最近では長野でブラムリーを栽培するなど
クッキングアップルも手がけられるようになりましたが、
主流は圧倒的にデザートアップル。
調理に使うには、やはり酸味のあるリンゴがいいので、
ぜひ紅玉を使ってください。
紅玉は酸味がしっかりあるだけでなく、赤い色みもきれいです。
オーブントースターを使うので、
焦がさすリンゴに火を通すために最初はアルミホイルで覆って、
最後にアルミホイルを外して、仕上げます。
もちろんオーブンを使ってもOK。
この場合は、特にアルミホイルなどでの覆いは必要なく、
200℃のオーブンで20分程度でよいでしょう。
でき上がったら、焼き立てをどうぞ。
アイスクリームやカスタードクリームを添えるのもおすすめです。
<材料(2人分)>
紅玉……1個
バター……大さじ1
レモン汁……大さじ1
オレンジ・キュラソー……大さじ1
グラニュー糖……大さじ1
<作り方(調理:10分 オーブントースター:約25分)>
1. 紅玉は4つ割にした後、芯を取り除き、さらに縦1/3ずつにカットする。
2. 耐熱皿に1のリンゴを並べ、バター、グラニュー糖、レモン汁、オレンジ・キュラソーをふる。
3. アルミホイルで覆い、オーブントースターで20分焼き、アルミホイルをとりさらに3〜5分焼く。
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