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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食の編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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当連載「英語でレシピを読む!」ではここのところ、
ピンチ/pinch(“ひとつまみの塩”などで使われます)
ダッシュ/dash(“オリーブオイルをひとふり”などで使われます)
といった具合に少ない分量の表現の仕方をみてきました。

今回もそのひとつ。
ダッシュは“ひとふり”で量にして小さじ1/8程度ですが、
たとえば炒め物を刷る時にオリーブオイルを入れる場合。
さほど量はないとしても、さすがに、ダッシュほどの微量じゃあない。
大さじ1ぐらいでしょうか。
きっちり量ることもあるでしょうが、炒め物などの場合はフライパンにまんべんなくゆきわたるぐらいの、目分量ですよね。

こんなときに使われるのが
splash
です。“スプラッシュ”と読みます。

a splash of oil(オイルを少量)
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a splash of balsamic vinegar(バルサミコ酢を少量)
e0038047_02291.jpg
などと使います。


ここで、まとめ&おさらいを。
スプラッシュ/splash > ダッシュ/dashピンチ/pinch
量に換算すると、
大さじ1 > 小さじ1/8〜1/6 > 小さじ1/16〜1/8
となります。


というわけで、
splash → 少量
と覚えてくださいね。

ではでは~!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 06:山盛り~ → http://ricorice.exblog.jp/23902472/
○英語でレシピを読む! ~単位 07:ひとつかみ~ → http://ricorice.exblog.jp/23933872/
○英語でレシピを読む! ~工程 27:一口大~ → http://ricorice.exblog.jp/24593454/
○英語でレシピを読む! ~工程 12:ノブ~ → http://ricorice.exblog.jp/25227721/
○英語でレシピを読む! ~単位 13:ピンチ~ → http://ricorice.exblog.jp/25281992/
○英語でレシピを読む! ~単位 14:ダッシュ~ → http://ricorice.exblog.jp/25347251/




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# by ricoricex | 2017-02-25 00:00 | 英語でレシピを読む!

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最初に断っておくと、ペイトン・アンド・バーン/Peyton and Byrneセント・パンクラス/St Pancras店は、2014年12月31日(水)をもって閉業しています(ほかのお店はやっています)。

お店がなくなる前、2013年秋に訪問したので、備忘録として。


e0038047_0376.jpgセント・パンクラスとはロンドンにいくつかあるターミナル駅のひとつ。
(地方へ向かうターミナル駅はロンドンにはいくつかあり、東京駅のようにひとつに集中していないんです)
よく知られるところでは、ヨーロッパ大陸とをつなぐユーロスターのターミナル駅ということでしょうか。

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この駅に入っていたペイトン・アンド・バーンは、イートインよりも持ち帰り/テイクアウェイ、そしてギフトに重きをおいていた印象の店でした。
だから、なのか、コーヒーもカップやマグといった食器ではなく、紙コップで提供。
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この日、私はセント・パンクラス駅に用事があり、ちょっとひと休みで寄りました。
たまたま、かもしれませんが、お客さんは私のほかに2組。イートインの席は10テーブルぐらいあったので、駅の賑わいに比べるとやや閑散とした印象です。

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私がオーダーしたのはレモン・ドリズル・ケーキとカフェラテ。合わせて£5.60。
レモン・ドリズル・ケーキはカップケーキ・スタイルで、白いアイシングがかかり、レモンピールがのっかっています。
ホールもしくはローフで焼いてカットしたものに、透明のアイシングしたたった、いかにも“ドリズル”ってタイプが主流のレモン・ドリズル・ケーキでは、なかなか新鮮です。
こういうのを見るとペイトン・アンド・バーンが“Modern British Bakery”とうたっているのも納得。
確かにこの店で扱っているのは、このレモン・ドリズル・ケーキを筆頭にクラシックな焼き菓子が多いのですが、今風のテイストに仕上げているんですよね。

味は、程よくバランスがあります。
甘さは確かにあり、ケーキ生地はややばさっとしたところがあるけれど、お茶と一緒ならOK。
嫌みがない甘さというのかな、後にひかないので、すーっと食べられます。


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おもしろいな、と思ったのは、お菓子の説明を綴ったパネルを飾っていたこと。
ロンドンはどこも外国人だらけですが、でも住んでいる人も多く、でも、このセント・パンクラス店に限っては、特にヨーロッパ大陸の玄関口、ってことでイギリス菓子に明るくない人の率が高いからなのかなぁ、って思ったりして。

ケーキのみならず、店内のインテリアもやわらかいグレーを基調にパステルをきかせた色使いで、嫌みがなくってかわいらしい。
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なくなってしまった店ですが、駅構内にあって、ほかのお店とはちょっと違ったベクトルで攻めていたのがおもしろくってご紹介しました。

結果論ですが、
・お茶のむならカフェに行く
・ギフト需要がそこまでなかった(憶測ですが、駆け込み、とかちょっとした手みやげを狙ったのかもしれませんが、大きなスーツケース引いてたりして荷物が多いと、したくても実際のところはそんな買い物しないよね〜、だったのでは?)
ってことが閉店に結びついたのかなぁ、って思ったりして。

mon 04/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○レモン・ドリズル・ケーキ【Lemon Drizzle Cakes】 → http://ricorice.exblog.jp/9901846/
○キャロット・ケーキ@ラ・パティスリー・デ・レーヴ/La pâtisserie des Rêves(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22939612/
○ティータイム@オリジナル・メイズ・オブ・オナー/The Original Maids of Honour(ロンドン郊外) → http://ricorice.exblog.jp/22702944/
○モンブラン@メゾン・バトー/Maison Bertaux(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22514178/
○クロナッツ(のようなもの)in London → http://ricorice.exblog.jp/21474143/
○クラミック/cramique@オー・メルヴェイユ・ドゥ・フレッド/Aux Merveilleux de Fred(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/21376550/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2017-02-24 00:00 | 店レポート(イギリス)

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さる2017年1月26日(木)、
フィッシュ&チップス・アウォーズ2016
The National Fish & Chips Awards 2016
http://www.fishandchipawards.com/

が発表! ロンドンのパーク・プラザ・ウェストミンスター・ブリッジでは式典が開催されました。
この賞、いくつかの部門に分かれていて、主だった部門の受賞リストを以下に紹介します。

<持ち帰り/Shop, Take away部門>
○大賞/National Winner
Kingfisher Fish & Chips(プリマス、デヴォン)

○2位/2nd Place National
Burton Road Chippy(リンカン、リンカンシャー)

○3位/3rd Place National
Millers Fish & Chips(ハックスビー、ノース・ヨークシャー)


<イートイン/Restaurant部門>
○大賞/National Winner
Harbour Lights(ファルマス、コーンウォール)

○次点/Other Finalists
Mister C’s(セルビー、ノース・ヨークシャー)
The Fishermans Wife(ウィットビー、ノース・ヨークシャー)
The Pelican(バーンステープル、デヴォン)
Seafresh Restaurant(ロンドン)


<ヘルシー/Healthy Eating部門>
○大賞/National Winner
Towngate Fisheries(ブラッドフォード、ウェスト・ヨークシャー)

○次点/Other Finalists
Fish City(ベルファスト、北アイルランド)


<ニューカマー/Best Newcomer部門>
○大賞/National Winner
Longsands Fish Kitchen(タインマス、タイン・アンド・ウィア)

○次点/Other Finalists
North Beach Fish and Chips(ブリリントン、イースト・ヨークシャー)
Stargazy Fish Bar(テトベリー、グロスタシャー)


ほかにもサステナブル、イノベーション、スタッフトレイニング、オペレーション、モバイルなど、さまざまな部門が設けられています。
気になる方はオリジナル記事(↓)でご確認くださいね!
http://www.fishandchipawards.com/


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○フィッシュ&チップス・レストラン・ベスト10 for 2017 → http://ricorice.exblog.jp/24780431/
○フィッシュ&チップス・ショップ・ベスト10 for 2017 → http://ricorice.exblog.jp/24776644/
○フィッシュ&チップス・アウォーズ2016 → http://ricorice.exblog.jp/24166117/
○ フィッシュ&チップス店・ベスト10 for 2016 → http://ricorice.exblog.jp/23750518/
○フィッシュ&チップス・アウォーズ2016・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/23750518/
○イギリスのフィッシュ&チップス店・ベスト20 → http://ricorice.exblog.jp/22410573/
○フィッシュ&チップス【Fish & Chips】 → http://ricorice.exblog.jp/3551039/




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# by ricoricex | 2017-02-23 00:00 | 賞/アウォード

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イギリス国内に住む人7000人以上を対象に、スーパーマーケットの意識調査が行われ、その結果が、2017年2月16日(木)、メディアで報道されました。

当ブログにおける情報ソースはこちらの2つです。

Which? survey names favourite UK supermarkets
http://www.bbc.com/news/business-38987307?ocid=socialflow_facebook&ns_mchannel=social&ns_campaign=bbcnews&ns_source=facebook


Waitrose has been crowned the UK's best supermarket
http://www.cityam.com/259224/waitrose-has-been-crowned-uks-best-supermarket-?utm_source=dlvr.it&utm_medium=dvTwitter



このスーパーマーケットの意識調査は、どのスーパーマーケットが好印象だったかを
・質
・貨幣価値
・デリバリースタッフのサーヴィス
・商品の見つけやすさ
・人に紹介したくなるか
といった項目で、過去半年間の経験からの回答結果をまとめたものです。

で、その結果は以下のとおり。
この結果は、
・人に紹介したくなるか
の回答から導き出せた好感度に重きをおいたものです。

e0038047_0214419.jpg01. ウェイトローズ/Waitrose 74%
02. マークス&スペンサー/Marks & Spencer 73%
03. アルディ/Aldi 72%
03. リドル/Lidl 72%
05. モリソンズ/Morrisons 70%
06. アイスランド/Iceland 69%
07. セインズベリー/Sainsbury's 67%
08. テスコ/Tesco 66%
09. アズダ/Asda 62%


また、オンライン・ショッピングの好印象度は以下のとおりです。

e0038047_0222641.jpg01. アイスランド/Iceland 77%
02. オカド/Ocado 76%
03. モリソンズ/Morrisons 74%
03. テスコ/Tesco 74%
05. アズダ/Asda 71%
05. セインズベリー/Sainsbury's 71%
05. ウェイトローズ/Waitrose 71%


この結果を受けて、プロは3つのポイントがあると指摘。
その1: ウェイトローズが支持された大きな理由は、“価値”“便利さ”“買い物体験”。なかでも、いい“買い物体験”は大きい。
その2: アイスランドが支持された大きな理由は、“利用者視点”“デリバリーサービス”。“ 利用者視点”のウェブサイトが構築されているので、あれこれ迷わずすいすいショッピングができる。
その3: アルディリドルの勢いはもはや脅威ですらある。これまでは圧倒的な低価格で攻めていたが、現在、この2軒はミドルクラスにターゲットを据えている。

私自身、その3で挙げられているアルディリドルの勢いについては非常に興味があるところで、先日も当ブログの記事“ ドイツのスーパーマーケットがイギリスを征服!”でもお伝えしました。( → http://ricorice.exblog.jp/25264915/

上記ニュースが報道された10日ほど前、2017年2月7日(火)づけのロンドンの経済紙“City A.M.”が、
Aldi just became the UK's fifth largest grocer
http://www.cityam.com/258562/aldi-just-became-uks-fifth-largest-grocer

という記事で、近々の調査でアルディがイギリスで5番目に大きな売上げを誇るスーパーマーケットに躍り出たことからも、その勢いは推して知るべし、でしょう。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ドイツのスーパーマーケットがイギリスを征服! → http://ricorice.exblog.jp/25264915/
○イギリス人の好きなブランド・嫌いなブランド → http://ricorice.exblog.jp/22869055/




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# by ricoricex | 2017-02-22 00:00 | 順位&セレクト

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2017年1月4日(水)づけのイギリスの飲食メディア“Big Hospitality”にあったのは、こんな記事。

2017年のイギリスの食シーンを予測する
Restaurant trends: 7 things we'll see in 2017
http://www.bighospitality.co.uk/Business/Restaurant-trends-2017


今年、2017年こういったことがイギリスの飲食業界のキーワードになりそうです。

01. イギリスのEU離脱で起こりうること
イギリス国内の食材に対する、ますますの見直し。生産者に注目が集まり、サポートする動きが盛んになるだろう。その筆頭に挙がるのはワイン
一方で、人材不足への対策を考慮し、手を打つ必要がある。

02. 野菜選択&摂取はより当たり前に
ヴェジタリアン、ヴィーガンのみならず、野菜コンシャスな風潮はますます広がり、メインは肉ではなく野菜ということも珍しくなくなるだろう。

03. 朝食が飲食店のポイントになる?
2016年は朝食が大きなビジネスとなった年。今年、2017年はそれをさらに拡大させて、ブランチで、もしくは一日中朝食を提供、なんてことが一般化する可能性も。
そしてその内容はバリエーションに富み、タコスも朝食メニューのひとつに。

04. スパイス使いがもっと広がる
中近東をはじめ世界の料理が身近になった今、よりバラエティ豊かなスパイス使いが見られるようになる。その筆頭は、コリアンダー、クミン、フェンネル。実際に、カイエンヌペッパー、キャラウェイ、サフラン、レモングラス、ジンジャー、クミン、シナモンの売上げは増加している。

05. “魅せる”デザートが人気に
見た目楽しいアイスクリーム・デザートに期待大。
また、ビーツ、コーン、サツマイモと、材料に野菜を使うことも注目されており、大衆性を獲得、となるか?

06. 物価&賃料はますますあがる
ワイン、食材の物価の上昇により、外食費も当然高くなる。
飲食業界が頭を抱えるのが人件費と賃料。
理由は解決策にこれ!という決定打はない。ひとつひとつを検証し、それぞれに合ったやり方でやるしかない。

07. インテリアのデザイン性も重要
新しいメニューやとひとり客へのアプローチなど、とかく目の前の注文に目が向かいがちだが、選り意識的にインテリアに取り組むこと大事。


うんうん。
飲食業界視点の、課題を含みつつ、のトピックが並んでいます。
でも、ここではあまり言及されていないけれど、デジタルとどうタグを組んでいくか(それをアナログに落とし込むか、含め)、というのも今やこれなしでは物事は進まない要のひとつだと、私は思っています、私としては。
そのあたりもふれて欲しかったな。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○2017年イギリスのフードトレンドを予測する! → http://ricorice.exblog.jp/25358568/
○2017年ロンドンのレストランシーンはこうなる(かも?) → http://ricorice.exblog.jp/25269524/
○食のプロが予想する、2017年イギリスのフードシーンはこうなる! → http://ricorice.exblog.jp/25192988/
○今年、2017年の開業が待たれるロンドンのレストラン30選 → http://ricorice.exblog.jp/25221311/
○2016年のイギリスの食シーンを振り返る → http://ricorice.exblog.jp/25121083/
○ロンドンのフードデリバリー、急成長で発展中! → http://ricorice.exblog.jp/25233403/
○イングリッシュワイン → http://ricorice.exblog.jp/i23/




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# by ricoricex | 2017-02-21 00:00 | 食ニュース

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2016年11月8日(火)〜18日(金)(日本着は11月19日(土))までイギリスに行ってきました。
この滞在は、10日というとても短い期間だったでアートギャラリーやミュージアムの企画展示をゆっくり観る時間がとれず。。。
せっかく世界のいろんなものが集まっているのに、なかなかに残念なことです。

e0038047_06274.jpgでも、ロンドン滞在最終日、飛行機のオンラインチェックインのおかげもあり(空港到着の時間が1時間以上短縮できる!)、やっとやっと行けました。それは、
ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム/Victoria and Albert Museumで開催されていた
You Say You Want a Revolution? Records and Rebels 1966-1970」(2016年9月10日(土)~2017年2月26日(日)。あと少しです!)。

この企画展、日本語を使ってぴたっと短い言葉に当てはめづらい。
1966〜1970年のポップミュージックやファッションなどのユースカルチャーから見た社会の変容を紹介したもので、そのキーワードはRevolution(革命)であり、そこにはいつも象徴的なrecords(音楽)が流れていて、それを担っていたのはrabels(反逆者たち)ってこと。
非常に示唆的なのが、サブタイトルに“How have the finished and unfinished revolutions of the late 1960s changed the way we live today and think about the future? ”とあること。
訳すと“1960年代後半のさまざまな革命(終わってしまったもの、続いているもの含め)はいかに今日の我々の生活を変え、それが未来にどうつながるのか?”といったところでしょうか。
ここで、革命について、終わってしまったもの、続いているものとあるのが肝だなぁと思ったのです。
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結果の是非はともかく、Brexit/イギリスのEU離脱、アメリカ合衆国のトランプ政権の誕生もまさにこの革命に含まれると、個人的には思っています。
(日本での報道の大半が、イギリスのEU離脱 = 悪、アメリカ合衆国のトランプ政権 = 悪という大前提で、そればかりに焦点をあてて、あれこれ言っていて、でも結果は出たわけで、であれば、どうしてそうなったのか、これからどうなるのか/どう対応していくのかを検証する方がずっとマトモだと思うのですが。。。
とにかく、イギリスのEU離脱 = 悪、アメリカ合衆国のトランプ政権 = 悪を声高々に、あたかもそれが正論のように言っている風潮には心底うんざり!)
そして、イギリスをはじめヨーロッパでは日常的な交通公共機関のストや、授業料値上げに対する学生デモや、これらのことも、日常の小さな革命だと思っています。


革命が成功する/しないはおいておいて、まずは声を上げる。
その繰り返しが歴史となり、その上で現代の欧米が成立していることを、この企画展ではひしひしと感じざるを得なかったのです。


この企画展、あまりに考えさせられることが多くって、いずれちゃんと綴りたいと思いますが、
展示を見ながら、確信したのは、
“村上春樹はノーベル賞を獲れない”
ってことです。
(日本社会の、いちいちノーベル賞でぎゃあぎゃあ言うのもうざいし、日本人受賞者を不必要なまでに取り上げるのもうざいし、そもそもノーベル賞に限らず、こういう白人社会の権威と呼ばれるものに無条件にへこへこする姿勢が嫌いだ!)

私は1969年生まれなので、この当時の日本にも革命吹き荒れた時代は体験していないし、記憶にもないのですが、日本での革命は革命とならず、結果、無力化と虚無感を植え付け、その空気感のまま今まできているんだ、ってことを否が応でも痛感!

で、ノーベル文学賞って、革命側、実際に革命に身をおくか、もしくは真っ向から反対するか、はおいておいて、どうして革命が起こったか、とか、そこでは何があったのか、とかを、つまり立ち位置はどうあれ、ともかく現場に向かう視点を持っている、切り取るってことが、イコール、社会へのまなざしと捉えられていて、そこに価値を見出しているように思えるのです。(実際のところ、革命どっぷりはNGでしょうし)

で、一方の村上春樹。
私はあまり得意でなく、特に最近の作品は読んでいないのですが、一貫して底辺に感じるのは、
もがいてももがいても、もはやもがくことすら諦めてしまったかのような、自分を取り囲む世界をすっぽり覆ってしまうほどの
“虚無感”
なんですよね〜。

そこには、世の中はこんなもんだから、という諦念。結果、自分のごくごく手の届く範囲、というか。
そこに革命は入ってこない。遠くで革命、革命と声を上げている人がいるなぁ、でも自分には関係ないから、という遠くから見ている視点。

いや、その視点から大きな社会へつながるってことはあるんですよ。
でも、姿勢としては、社会というものに距離をおいている印象。
(なので、なぜ彼が世界で読まれているかというと、社会のなかで疲れちゃってる、なんとなくもやもやしているものを抱えている人がエリアや人種などを超えて多くって、彼らが村上春樹の作品世界に自分を見出し、共感するという構図なんだろうなぁ)

となると、ノーベル賞と相性がいいわけがない。
そう、傍観者には賞はくれてやらない、んです。
あれこれ言われていますが、実のところ、ものすごくシンプルな、そういうことなんじゃないかな、とぼんやり思っていたことが確信に変わった次第。
なので、もし彼がノーベル賞を獲る可能性が出てくるとしたら、無力感とか虚無感をぶち壊す“何か”、それはおそらく理性とか感情では説明のつかないもの、もっと人間の本能的なものであり本質的なもの(それは見たくはないものかもしれない)を描いたときじゃないかな、と思うのです。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ 私と村上春樹 → http://ricorice.exblog.jp/22460048/
○ EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → http://ricorice.exblog.jp/24481123/
○ロンドンのクリスマス 2016/Happy Christmas from London 2016 → http://ricorice.exblog.jp/25084190/




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# by ricoricex | 2017-02-20 12:00 |

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ワインメディア“デカンタ/Decanter”の2017年2月14日(火)づけであったのはこんな記事。

2017年世界のワイン祭りガイド
Wine festivals guide: Where to go in 2017
http://www.decanter.com/wine-travel/wine-festivals-guide-where-to-go-288062/


今年、2017年はこんなワインイベントに注目!です。

3月3日(金)〜5日(日)
Colchagua Wine Festival(チリ)

4月1日(土)
Cheltenham Wine Festival(イギリス)

4月28日(金)〜30日(日)
Vineyard to Vintner(カリフォルニア、アメリカ合衆国)

5月13日(土)
Mediterranean & Balkan Fine Wine Encounter(ロンドン、イギリス)

6月29日(木)
La Batalla del Vino(リオハ、スペイン)

7月14日(金)〜16日(日)
Finger Lakes Wine Festival(ニューヨーク、アメリカ合衆国)

9月25日(月)
Feste dell’Uva(キャンティ、イタリア)


セレクトの基準がいまひとつよくわからないのですが、滅多にないチャンス!には間違いないでしょう。
タイミングが合いそうなら、旅行のプランに加えてみてはいかがですか。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ワイン好きなら訪ねたいイギリスのワイナリー5選 →http://ricorice.exblog.jp/24518293/
○旅行がてら訪ねたいイギリスのワイナリー10選 → http://ricorice.exblog.jp/23628198/
○訪ねてみたい! 世界のフードマーケット16選 → http://ricorice.exblog.jp/23486358/




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# by ricoricex | 2017-02-20 00:00 | イングリッシュワイン

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その名前のとおり、コーンウォールの郷土菓子。
一見、コーンウォールとサフランのつながりがピンときませんが、
実は深い関係があるのです。
昔、コーンウォールでは錫鉱が盛んでした。
そのときに、貿易で錫と引き換えにもたらされたのがサフランで、
それはそれは高価なものでしたが(今もそうですね)、
とはいえ、やはり広がりを見せ、コーンウォールで使われるようになったのです。
そのメニューのひとつがこのコーニッシュ・サフラン・ケーキです。

ケーキというものの、イーストを発酵させて作り、お菓子というよりはパンに近いものです。
実際に食べるときは、スライスしてバターを塗って食べるとおいしくいただけます。

このレシピでは、レーズンを使っていますが、サルタナでもカランツでもお好みで。
また、すぐに作れるように牛乳を沸騰させてサフランを入れ、速く抽出させるようにしていますが、
時間があれば、数時間そのままおいて、しっかりサフランの色と風味を出したい。
その場合は、イーストの発酵を促すために、使うときに人肌程度に温め直すといいでしょう。

<材料(12×21.5cmのパウンド型1本分)>
薄力粉……225g
インスタント・ドライイースト……大さじ1/4(小さじ1弱)
グラニュー糖……大さじ2
塩……小さじ1/4
バター……80g
牛乳……150ml
レーズン……80g
ドライミックスフルーツ……20g
サフラン……少々(ふわっと入れて小さじ1/4)
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<作り方(調理:25分 発酵:30分 オーブン:30〜40分)>
下準備
*型にバターを塗っておく。
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1. 鍋に牛乳を入れ、火にかける。
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2. 沸騰したら火をとめ、素早くサフランを入れる。
※ときどき鍋をゆする。
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3. 薄力粉と塩を合わせてふるう。インスタント・ドライイーストとグラニュー糖を混ぜる。バターを適当な大きさ(3cm角より小さいとよい)にカットする。
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4. フードプロセッサーに3の薄力粉と塩をふるったものとバターを入れ、そぼろ状になるまで回す。
※フードプロセッサーが小さい場合は、適度な量の粉類とバターを回し、その後でフードプロセッサーに入らなかった粉類と合わせる。
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5. 4をボウルにあけ、3のインスタント・ドライイーストとグラニュー糖を合わせたもの、レーズン、ドライミックスフルーツを加えて混ぜ、真ん中にくぼみを作る。
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6. 5のくぼみに、茶こしでサフランをこしながら、2のサフランを抽出させた牛乳を、茶こしでサフランをとりながら注ぐ。
※牛乳が冷めてしまったら、火にかけ、人肌程度に温める。
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7. 生地をこねる。
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8. 弾力が出てきて、なめらかになるまで、5分こねる。
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9. バターを塗っておいた型に入れ、表面をなるべく平らにならす。
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10. 大きいビニール袋に入れ、暖かい場所で30分発酵させる。
※ビニール袋にふわっと入れ、空気が入らないようにする。
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11. オーブンを180℃に温める。
12. 10を180℃のオーブンで30〜40分、表面に焼き色がつくまで焼く。
※途中、表面が焦げそうになったら、アルミホイルで覆う。
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13. 粗熱がとれたら型から外し、網の上で冷ます。
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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2017-02-19 00:00 | レシピ

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2017年2月上旬、イギリスの経済紙“ファイナンシャル・タイムズ/The Financial Times”にあったのはこんな記事。

ロンドンのパティスリー・ベスト5
Five of the best: London patisseries
https://www.ft.com/content/fb688eea-e74d-11e6-967b-c88452263daf


選ばれたのは以下のお店です。

e0038047_13133694.jpg01. Dominique Ansel Bakery
02. Café Lanka
03. Aux Merveilleux de Fred
04. Aux Pains de Papy
05. Patisserie Saint-Anne


ここに並んだ5軒、タイトルに“パティスリー/patisseries”とあるようにパティスリー。
何のこっちゃ、と思われるかもしれませんが、
このpatisseries(patisseriesはpatisserieの複数形なので後ろにsがつきます)って言葉、英語にズバッと当てはまる言葉がないんですよね。
“ベイカリー/bakery“とか“ベイクショップ/bake shop“という言い方は確かにあるけれど、英語でイメージするこれらの言葉は、(焼きっぱなしの)焼き菓子やパン。
bakeしたもの、それに重きをおく捉え方なので、お菓子もパンも焼いたもの(bakeしたもの)であれば、しっかり守備範囲です。

“ケーキショップ/cake shop“っていうこともあるけれど、
これは“ベイカリー/bakery“とか“ベイクショップ/bake shop“がもう少し広がって、
バタークリームとかをのせたケーキだったり、シュガークラフトを施したものだったり、ってイメージ。

なので、日本でケーキ屋さんって言ったときにパッとイメージするような、また日本語としてもそのまま使われるようになった“パティスリー/patisserie”、果物や生クリームとかできれいにデコレーションした生ケーキ(アントルメ)をメインとするケーキ屋さんって、英語、少なくともイギリスにはその概念がない(なかった)んですよね。
だから、フランス語をそのまま使って、“パティスリー/patisserie”と言うという、そのいいサンプルがこのタイトルです。


実際、ここでピックアップされているのも“パティスリー/patisserie”。
後半の3つは店名からしてフランス語そのままだし、
01の Dominique Ansel Bakeryにしろ、02のCafé Lankaにしろ、フランス菓子がベースだから、ね。

あっ、01のDominique Ansel Bakeryは日本にもお店がある、クロナッツで一躍世界にその名を轟かせたNY発パティスリーです。


こういう言葉の使い方を眺めるだけでも、イギリスの食シーンのあれこれが透けてみえますね〜。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスで行きたいベイクショップ・ベスト7 → http://ricorice.exblog.jp/25307911/
○ロンドンのかわいいケーキ屋さん・ベスト9 → http://ricorice.exblog.jp/24744359/
○ロンドンのベスト・ベーカリー&ケーキショップ → http://ricorice.exblog.jp/24331357/
○クロナッツ(のようなもの)in London → http://ricorice.exblog.jp/21474143/
○クラミック/cramique@オー・メルヴェイユ・ドゥ・フレッド/Aux Merveilleux de Fred(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/21376550/
○お菓子のハイブリッドはつまるところマッシュアップ? → http://ricorice.exblog.jp/21185677/



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# by ricoricex | 2017-02-18 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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サードウェーブコーヒーにスペシャルティコーヒー。
家の中やオフィスはともかく外に出ると、コーヒー店の方がぐっと賑やかなロンドン。
現在、カフェというと、この手の厳選したコーヒーと、工夫を凝らした焼き菓子や料理を提供する店というイメージです。

一方で、日本で、たとえば東京・神保町あたりで「さぼうる」「ラドリオ」といった古くから続く喫茶店が健在だったりもして、今のカフェと区別して、レトロカフェと言ったりもします。
このレトロカフェに該当する店が、ロンドンはアールズ・コートに1軒あります。

アールズ・コート駅を東側の出口、アールズ・コート・ストリート側(逆の西側はウォリック・ロード側で、アールズ・コート・エキシビション・センターへの出口です)を出て右折、フラムに向かって歩くこと数分、大きい道、オールド・ブロンプトン・ロードにぶつかったら、この道を右に曲がってワンブロック進んだところ(左手にあるので、道を横断しておいた方がいい)。
ここにあるのは、トルバドゥール/Troubadourというカフェ。
http://www.troubadourlondon.com/
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店の外にもテーブルがおかれ、赤いギンガムチェックのテーブルクロスと椅子が、フランスのカフェっぽい(変わっていたらごめんなさい!)
店はもともとは2つ隣り合っていたテナントをくつけたのでしょう。
真ん中にカウンターをはさんで、両側に席が広がっています。
古い鋳物(台所用具でしょうか)やコーヒーポットなどが並び、照明も暗めで、独特のノスタルジックな空気が流れています。
このインテリアを見るだけでも訪ねる価値があります。
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朝から夜まで営業していて、それぞれの時間帯で、朝食、昼食、夕食を食べることができます。
フル・イングリッシュブレックファストだったりコック・オ・ヴァンといったクラシカルなフランス料理だったり、奇をてらったものではないけれど、定番ものが用意されています。
食事をとらなくても、コーヒー1杯、ワイン1杯という使い方もでき、先日私が利用したのもまさにそれ。
ちょっとひと休み、コーヒーや紅茶って気分ではなく、とても喉が乾いていたので、プロセッコ(スパークリングワイン)を1杯。
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これだけでも十分に今や稀少な存在のカフェなのですが、トルバドゥールトルバドゥールたらしめているのは、ここが文化サロン的な役割を果たしていること。
それもそのはず、トルバドゥールとは“吟遊詩人”という意味で、1954年のオープン以来、ポエトリーリーディングやライブミュージック、映画鑑賞会の場としても使われているのです。
1950年代後半から60年代にかけてのブリティッシュ・フォーク・リバイバルの後押しに、このトルバドゥールは一役買っています。

これまで蒼々たる面々が、ボブ・ディランもポール・サイモンもジミ・ヘンドリックもエルビス・コステロもここでプレイしたことがあります。
今もとほとんど毎日こういったイベントが行われいて、エド・シーランが登場したこともあります。


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私がひと休みで訪ねたときは14時過ぎ。
小1時間いたのですが、近くのテーブルでは昼食がてらやって来て、そのあとえんえんと語り論じ続けていた2人のマダムが。
その一方で、ずっと本を読んでいる初老の男性もいたりして、
長居して自分の世界に没頭でき、それをさせてくれるのもトルバドゥールにふさわしいあり方かもしれないなぁ、と感じるのです。


thu 10/11/16


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○店構えがステキ! それだけでも訪問する価値あるロンドンの店41選 → http://ricorice.exblog.jp/24999425/
○「Time Out」によるロンドンのベスト・コーヒースポット&カフェ → http://ricorice.exblog.jp/24362433/
○イギリスのコーヒーシーン・サードウェーブ → http://ricorice.exblog.jp/21922922/
○東ロンドンのかわいいコーヒーショップ18選 → http://ricorice.exblog.jp/24703726/
○今週は、イギリス・コーヒー週間/UK Coffee Weekです! → http://ricorice.exblog.jp/24292592/




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# by ricoricex | 2017-02-17 00:00 | 店レポート(イギリス)